カイゼン | 旅行、美術館、書評

カイゼン


債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 実感 より


もう一つ思い出すのは、当時社内で使っていた債券システムは外債用にできていて、当時はじめた円債にはまったく対応していなかったのですね。日本人はここで工夫をして、個人個人でそれこそ「カイゼン」にかかり、独自でJGBに対応するシステムをくみ上げる訳です。

しかし、やはりニューヨークから「君たちは何をやっているのか」、と咎められた。こちらは好意でやっている訳だし、外注すれば何千マンもかかるのもわかっていて、節約になるし何が悪いのか、ということになりますね。 しかし、彼らの意見は違っていたのです。

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「タイは自力でなんとか日本のような工業国をめざしたんだが、どうも上手くいかなかった。どれもこれも中途半端に終わる。要するに製造業というあらゆる工夫の塊のような仕事は恐らく世界中で日本が一番向いている仕事なのではないだろうかと思い至った」

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コンピュータシステムの現場での改善はある意味非常に有効で、満足度の高いシステムが

作成されますが、現場の担当者の異動と共にそのシステムは改善不能となってしまいます。


一方、トヨタ自動車などに代表される日本の製造業の強さは弛まざる「カイゼン」にあります。

コンピュータソフトではアメリカに遅れをとる日本ですが、いまや特に高級車は制御ソフトの
塊ともいえますから、あきらかに一部のコンピュータソフトの分野ではトップレベル。
こうした制御系のソフトの分野でもハードの製造現場で鍛えられてきた品質保証のノウハウが
ようやく生かされてきているようです。
無駄に多い携帯電話の機能追加も、まったくムダというわけではないかもしれません。

しかし、ITゼネコンと最近よくいわれる分野のシステムのレベルのカイゼンはあまり芳しく
ないようです。