プットーとキューピッドとエンジェル | 旅行、美術館、書評

プットーとキューピッドとエンジェル

プットー とは? 調べてみたことをまとめてみました。


プットー
綴りは 
putto
複数形が putti 
一般的には「裸体小天使」のこと
智天使 Cherub (ケルブ、ケルビム(複))と混同されることが多い
クピド cupido
英語読みで
キューピッド 
ローマ神話 の愛の神 "desire"。 アモール Amor "love" とも呼ばれる。
ギリシャ神話のエロス(エロース)(恋心と性愛)と対応
近世以降愛らしい幼児の姿で描かれることが多い。
エンジェル angel天使 。 主に二つに分かれる。
第一「み(御)使い」、『旧約聖書』・『新約聖書』においては、翼など持たず普通の人と変わらない
第二セラフィム(熾天使)・ケルビム(智天使)・オファニム(座天使
多数の眼を持ち、多数の翼等を持った姿の天使

第二の天使の一部? が、15世紀くらいから愛らしいキューピッドのように描かれるようになったものがプットー
であると考えればだいたいよいようです。

キューピットは天使
( = アブラハムの宗教ユダヤ教キリスト教イスラム教)の聖典や伝承に登場するの使い )
ではない。


Without_Ceres_and_Bacchus
 キューピッド
Primavera 


Saint_Anthony_of_Padua_with_the_Child
プットー
セビーリャ美術館













* 堕天使ルシファー 、グリゴリ などいろいろと知らなかったこもみつけることができました。