私は、ADHDと鬱持ちの精神障害者です。

大卒5年目になります。

 

すでに2度転職しており、3社目に勤めて半年ほど。

 

新卒で一般枠で就職(合わずに1年4か月で退職)→障害者向けの就労移行支援施設に通う→大手企業の障害者雇用枠で働く→(1年3か月、収入アップを目指し退職)→中小企業に障害者枠で転職→現在に至る

 

という感じです。

障害者枠で2社経験していますが、障害者雇用にも様々な働き方があることが分かってきたので、今回はそのあたりについて書きたいと思います。

 

あくまで私の主観ですが、障害者枠の求人は、大きく3タイプに分けられるように思います。

 

①収入も一般枠と遜色ないが、得られる配慮はごく限られ、健常者に限りなく近いパフォーマンスが求められるもの

②定期通院のための勤務時間調整や転勤などに一部配慮があるが、その他は健常者とほぼ同じ働き方をし、

給与は同年代の7割~9割ぐらいになるパターン

③障害者社員のための業務(ポピュラーなものでは、シュレッダーかけや郵便仕分け、データ入力など)が切り出されていて、

障害者社員の管理者がいるなどのサポートがある一方で、給与は最低賃金に近いパターン

 

上記は私の経験による感覚でしかないので、それぞれのいいとこ取りをした素晴らしい求人や悪いところを寄せ集めた残念な求人もあるかもしれません。

 

私はというと、前職は③、現職は②のタイプの企業で働いています。

前職は、特例子会社も持っているような大きな企業のグループ本体で働いていました。

郵便仕分けやデータ入力、印刷業務など、障害者社員向けの業務が切り出されていて、障害者社員で構成されるチームと健常者社員のマネジメント担当者がいました。

月給は、額面で17万円台でしたので、手元に残るのは14万円台でした。

障害配慮やサポートは行き届いていた半面、金銭面は非常に厳しいものでした。

しかし退職した今振り返ってみて思うのですが、業務を切り出して分配したり障害者社員チームを監督したりと、手をかけてもらっているコスト(人的、時間的なもの)は大きかったように思います。

現職のような中小企業に、障害者のマネジメント選任の社員を置くことができるか?というと、疑問符がつきます。

その分のコストが低賃金という形で跳ね返っているのかなという印象でした。

 

生活のことを考えて転職を決意したわけですが、安心感とお給料が両方満足に得られる求人というのはなかなかありませんでした。

(↑このあたりは障害当事者の方はよくご存じだと思いますが…)

しかし、転職エージェントを使う中で「低賃金で当たり前」のように言われる障害者雇用ですが、一般枠と遜色ない給料の求人、一人で暮らすには不自由しない程度のお給料がもらえる求人は存在はしていることが分かりました。

もちろん実際に入社できるか、できたとしてもそこで定着できるかは別問題ですが、障害者だろうとかかる負荷や求められるパフォーマンスと

賃金が比例関係にあるのはいたしかたないのかなとも思っています。

自らが耐えられる負荷と発揮できるパフォーマンスと、もらえるお給料を天秤にかけながら職を決めるという基本構造は、一般枠も障害者枠も変わらないかなと思っています。

もしかしたら障害者の足元を見て安く使い倒そうという企業もあるのかもしれませんが、法定雇用率が上がったり公務員の大量採用があったりという昨今の状況を鑑みると、だんだんとそういう求人は減っていくのかなと思ってます。

そんな風に考えている私は楽観的過ぎるでしょうか。

 

まとまりがなくなってしまいましたので、一旦このあたりで…。