こんばんわお久しぶりです、お茶王です。

最近えっちゃんがはまっているものがあります。

それは、山賊焼きです。

山賊焼きとは長野県の中信地区発祥と言われるご当地B級グルメで、鶏のもも肉にニンニクをきかせたタレに漬け込み、片栗粉をまぶして高温の油で丸ごと揚げた郷土料理です




 

えっちゃんはどこから調べてきたのかえらく山賊焼きが食べたくなったらしく、色々なお店の山賊焼きの種類と値段を調べてきてお茶王に買ってきてほしいとねだるのです。

ある日のことえっちゃんはこう言いました。

「塩尻市の大門にあるっていう正和食堂の山賊焼きがうまいんだって、お茶さん買ってきてもらえる?」

「いいよえっちゃん、買ってくるよ」

「大きいのが860円だって、1つでいいよ」

「わかった」

えっちゃん色々調べて値段まで知ってました。

多分問い合わせたのでしょう。


それからえっちゃんと会う日に正和食堂に山賊焼きの大を1つ注文しました。

最近えっちゃんとは夜の6時半くらいに待ち合わせて1000円くらいの買い物をすることが多いのです。

だから店にあらかじめ山賊焼きを注文しておいて、夕方5時ころ正和食堂に取りに行きました。

店につくとかなり昔ながらのお店でおじさんとおばさんが2人で切り盛りしているようなアットホームな感じの店でした。

「5時に山賊焼き大を1つ注文したお茶王です」

「はい、できてますよ」

気さくなおばちゃんが対応してくれました。

ここのは出前もしてくれるようでした。

その山賊焼きはすごい甘いいい香りがしてすごい食べたくなってしまいました。

「・・・でもえっちゃんのだもんな、我慢しよう」

それほどすごいいい匂いでした。

あまりニンニクの強いにおいがしないのがここの店の特徴みたいです。

それから岡谷と諏訪の境い目くらいのえっちゃんの家まで急ぎます。

大体えっちゃんの家までは塩尻市内から50分もあればつきます。


えっちゃんとの待ち合わせ場所につくとえっちゃんはしばらくしてトコトコやってきました。

「いい匂いがするね、甘い感じだね。ニンニクの匂いはあまりしないね」

「そうみたいだねえっちゃん、おいしそうだね」

「まだわからないよ。食べてみないと何とも言えない」

えっちゃんはすごいグルメで味に厳しくやはり慎重な意見です。

「私肉が柔らかいので骨付きのが好きなんだ。これ大きくて骨がついててよさそうだ」

「うちに帰って食べてみなよえっちゃん、おいしいと思うよ」

「うん、ありがとうね」

それからしばらく近くの店で買い物した後、えっちゃんは家に帰りました。

「ありがとうね、あとで報告するね」

えっちゃんがおいしいって言ってくれるといいなあ、お茶王は思いました。


家に帰るとしばらくしてえっちゃんからラインが来ました。

「今日の山賊焼き、こりこりしてすごいうまい。こりゃあいい」

えっちゃん相当満足な高評価です。

えっちゃん本当によかったね。

「また今度頼みたい。甘くてうまいね、これは本当においしいよ」

えっちゃん相当気に入ったみたいです。

えっちゃんのニコニコした笑顔が浮かぶようです。

えっちゃん本当にありがとう。

次回も会うときにこれを買っていくことになりそうです。


写真は今日散歩に行ったスカイパークの曇りの景色です。

えっちゃんのおかげで心が晴れます。

えっちゃん本当にありがとう。