2年ぶりの雄国沼、去年は道路わきの土砂崩れなどの危険性があって、シャトルバスの運行がありませんでした。

 というわけで、今年は満を持して・・・でも、雨が降らない日をねらってきてみたのですが、バス会社のスタッフによれば、この日は5.5分咲きとか、5.5という表現がわかりにくいのですが、ともあれ半分以上は咲いているということで沼まで下りてきました。

 

 

 確かに湿原全面を覆うニッコウキスゲの黄色の絨毯というわけにはいきませんでしたが、そこそこ密集している場所が見られました。

 

 ニッコウキスゲの中に、控えめに存在を主張しているトキソウ、素敵な色です。

 

 そして、鮮やかなピンクのサワラン、こちらも小さいので見逃しそうです。

 

 ニッコウキスゲは、密集しているところをいいとこ撮りです。

 

 標高1000mの花園、花と、木道とハイカー、その向こうの湖面と遠くの山、the雄国沼です。

 

 

 ニッコウキスゲの面積当たりの生息株数は、なんと尾瀬を上回り、「雄国沼湿原」が日本一です。特にニッコウキスゲが咲き誇る時期は、湿原一面が真っ黄色の絨毯を敷きつめたように広がり幻想的です。その景色を見るために多くのハイキング客やカメラマンが湿原を訪れるのがこの時期です。

 

 晴れていれば、湖面が青く見えるのですが残念

 

 

 

 ニッコウキスゲは1日花、1本の茎に花は複数つきますが、翌日にはしおれていきます。

 

 ヒオウギアヤメが密集していましたが、花は終わりかけでした。

 

 数少ない美人のヒオウギアヤメ

 

 金沢峠付近から見下ろした湿原、もう少ししたらもっと花の密度が濃くなるはずです。その時に晴れだったら最高ですね。