陽林寺のアナベルを堪能した後は、「東北のあじさい寺」といわれる花の名所、二本松(旧東和町)の『高林寺』を訪れました。お釈迦様を本尊とする曹洞宗のお寺です。
6月下旬には、本堂脇の裏山が住職が40年間に渡り植え続けた藍色のあじさいで埋め尽くされる。その数5,000株40種類といわれる。
本堂前には、この時期のお約束、紫陽花手水が参拝者を迎えてくれます。
明るい日向のみどりをバックに藍色の花が咲き、
暗い林の葉の群れから白いアナベルが浮かび上がります。
お地蔵さまもこの季節は、花でおしゃれをしています。
故石原裕次郎の7回忌法要では、この寺のアジサイが祭壇に飾られたということです。
数多くのアジサイですが、様々な品種があるようで楽しみながら裏山の散策路を進みます。
遠くに見える安達太良山の稜線
見上げれば、夏空をバックに元気なアジサイたち
高林寺の前の道路はあじさいロードと呼ばれ、かつて地元の小学生中心に道路わきに植えられたアジサイが見事に育っています。
この道路は「東和ロードレース大会」のコースでもあり、足の速い仏様、韋駄天様が祀られてがんばるランナーを応援してるようです。