御田ノ神湿原は、蔵王のお釜へ上るリフトの駐車場のそばに広がる小さな湿原です。初夏から盛夏にかけて高山植物が楽しめる場所で、季節ごとに様々な草花を見ることが出来ることから撮影スポットとしても人気です。
総延長約800m、所要時間約60分、木道が続く中をのんびりと歩くことができます。
ハクサンチドリ
イワカガミ
ワタスゲが広がっていました。
期待していたチングルマは、ほぼ花が終わってわずかに数株見つけられました。
ワタスゲに囲まれながら木道を進みます。
高原のさわやかな風が綿毛をなでていきます。
遠くに見えるのは熊野岳
こちらの遠景は刈田岳方面
避難小屋のそばにベニバナイチヤクソウ
御田の神の小さな祠と避難小屋
コバイケイソウの小さな花を見つけました。
ナナカマドの花は白い
ツマトリソウ、ちょっと白とびしてしまいました。
足元の草の中にひっそりと咲いていたミヤマオダマキ
マイヅルソウも可憐な花をつけていました。
エコーラインの道路わきに広がっている湿原です。予備知識がないと気が付かないで通り過ぎてしまいます。
わずかの時間でも気軽に訪れることのできる穴場です。