前回とは違ったメンバーで再度の訪問となった駒止湿原、まだワタスゲは見ごろが続いているはず、天気もよし、待ち合わせ場所の田島駅前では、モニュメントの撤去作業が行われていて、駐車スペースが若干制限されていました。

 重機の破壊力とその機能は目をみはるばかり、凄いです。

 

 湿原は、平日でも駐車場はほぼ満杯、駒止湿原のワタスゲの人気のほどがうかがえます。県外ナンバーの車が7割以上でした。

 木道のそばのズミの木の花が見ごろになっていきました。

 

 数日の違いで、ワタスゲの白い風景が密になっていました。

 

 

 

 白樺谷地から水無谷地へ向かう林の中に、ギンリョウソウが出ていました。

ギンリョウソウ(銀竜草)は、高山の日当たりの悪い場所で、白い咲き姿をしているため、幽霊茸とも呼ばれている神秘的な植物です。

 

 

 

 

 

 

 

 ヤマドリゼンマイも大きく伸びていました。

 

 駐車場近くのブナ林や遊歩道の近くにもギンリョウソウが咲いていました。キノコのようですが、葉緑素がないだけで、実もつけるので、実が弾けて中からギンリョウソウの種が出てきます。この実や種を生き物が食べることで、遠くへギンリョウソウの種を広げることができる仕組みです。

 見事なブナ林が広がっています。

 

 帰り途中に踏切で会津鉄道の列車通過に遭遇、にわか撮り鉄、車の車窓からパチリ。

 

 ちょっと遅めの昼食は、人気の名店「蕎屋」に立ち寄りました。ツアーの団体さんがひけた直後で、すぐに案内されました。

 

 築200年の自宅を改築して、自家栽培した素材を使用して新鮮、安全、安心の料理を提供するというのがモットーです。蕎麦は十割。店の名前の由来は、農家の京子さんがおいしいお蕎麦を真心こめて打ち、おもてなしすると言う意味も込めて。 蕎麦の蕎と京子の京をかけて、農家れすとらん 蕎屋(きょうや)と命名したそうです。

 木道散歩で湿原の初夏を満喫し、美味しい地元のそばで締めくくり、満足の1日でした。