玉梨とうふ茶屋のある奥会津金山町の玉梨というところは、金山の川口から、さらに奥の昭和村へと向かう道路わきにあります。春から秋にかけては豊かな自然が美しい静かな集落ですが、すでに小学校も廃校になり、冬の降雪量もハンパなく高齢化率が県内最高というまさに現代の秘境とも言われる地域です。

そんな山奥から滾々と湧き出す水は「奥会津百年水」と称され、豊かなブナの森が山に蓄えた天然水が湧き出しています。玉梨とうふ茶屋のこだわりは、この「水」です。水は山の中ほど美味しいといわれますが、豆腐のおよそ70%は水分です。同じ豆を使ってもこの水がないとこの豆腐は作れません。


 

 茶屋の店主さんによると、すでに人々から忘れ去られていた「青ばととうふ」を、幼い頃の記憶の断片から、数年の年月をかけて現代に復活させたということです。

 

 子どもの頃にたんぼのあぜ道に植えた枝豆を粉にして作ったとうふを食べた記憶があおばと豆腐の原点だそうです。

豆腐や油揚げ厚揚げなどとともに、ヘルシーなおからドーナツや豆乳ソフトなども販売されています。

 奥会津百年水と、地元産の厳選した青ばと豆、天然塩田にがりを使って、手作りで豆腐を作っています。天然の恵みを絶品の商品に仕上げるには作り手の「技」が肝心です。玉梨豆腐茶屋では奥会津百年水・厳選した青ばと豆・天然塩田にがり+職人の技にこだわった、幻の青ばととうふが味わえます。

 ここまで行くのも一苦労ですが、それだけの価値がある奥会津の絶品豆腐です。

 

以前から駐車場の片隅に保管されている懐かしのダイハツミゼット