山形県の置賜地方、赤湯温泉~白鷹町までをつなぐ山形鉄道フラワー長井線沿線の桜名所をつなぐ約43Kmの観光ルートです。

 桜の名木が連なっているということなので、初めて行ってみました。

 

 初めに訪れたのは、伊佐沢の久保桜、推定樹齢1200年のエドヒガンザクラ、高さ13m、枝張り約20m、大正13年に国指定天然記念物となっています。

坂上田村麻呂と土地の豪族久保氏の娘との悲恋の伝説が残っています。

現在桜の中心部は朽ちて空洞化していますが、手厚い保護で毎年立派な花を咲かせています。

かつて、枝がもう少し多かったころの写真が展示されていました。

 

 

次に向かったのは、草岡の大明神桜、高さ14m、枝張り27m、伊達政宗は初陣の際に戦いに敗れ、この桜の洞に隠れて難を逃れ、後に家臣を遣わしこの桜の保護にあたらせたという言い伝えがあります。

 

根本の幹の周りは迫力を感じる太さです。