阿武隈山系の南部、鮫川村といわき市との境にあるのが

朝日山、標高が797.3メートルです。
 頂上付近には山ツツジが群生し、天候に恵まれれば太平洋を望むことができます。

また、冬の空気が澄んだ日には、富士山が見える場合があります。

頂上までの登山道は、2ヶ所あり、距離は短く急な坂が続くのが東口、

このルートは登山道入口から頂上までおおむね30分程度。

国道のすぐそばに入り口があります。

もう1ヶ所は、西口、距離は長くなだらかで、

登山道入口から頂上までおおむね1時間程度。

 国道から登山道入口までは民家の前を通り過ぎて、15分程度かかります。

どちらも国道289号線から入ることができ、

道路の傍に車を置けるスペースが数台分あります。

今回は、初めてなので、西口から緩やかなルートを辿りました。

登山道は落葉樹が多く、まだまだ芽吹きの季節ではないので、

明るい林の中をのんびりと進みました。

 

木の幹に、変わった模様を見つけたりして楽しんでいきました。

 

誰かが顔をかいたような模様になっていました。

 

途中まで沢が流れていましたが、その最初の一滴の場所を確認しました。

東口からのルートと出会い、左に分けて進むと山頂への最後の急こう配が続きます。

 

 

山頂は、開けた場所で、三等三角点があり、ベンチもいくつか整えられていました。

 

薄曇りの空で、遠望がきかなかったのですが、

遠くには見慣れた那須の山並みが見てとれました。

 

山頂は、360度の展望が得られる場所です。

運がよければ、富士山の姿も見えるそうですが、この日は残念。

 

 

 

下山は、東口へのルートを辿り、国道289号を10分ほど

歩いて登山口へと戻りました。

 

下山後は、鮫川村の村民保養施設さぎり荘で汗を流してきました。

泉質はアルカリ性単純温泉で、体の芯まで温まると好評の日帰り温泉施設です。

ここに展示されていた写真です。

朝日山からとらえた見事な富士山の写真がありました。

本格的な登山のシーズンに備えて、軽く足慣らし、

というか冬期間の運動不足でなまってしまった体力の確認という方が適切かも…

低山歩きがちょうどよい体力になってしまったかなぁ。