房総、鋸南町の佐久間ダムは、農業用ダムとして造られ、貯水量は、127万トンの規模を誇ります。ダム周辺には、広場や池、展望広場などの施設が整備されており、大人も子供も十分に楽しめる公園です。

 

歩いて2、3分ほどで登れる展望広場からは、ダムと周辺の山々が見渡せる

素晴らしい眺望が楽しめます。散策路には河津桜、ソメイヨシノ、八重桜など

約2200本の桜が植えられ、桜の名所として多くの人で賑わいます。

また、ダムの周辺には、多くの水仙が植えられて、毎年12月上旬から

1月下旬の水仙の咲く季節には多くの見物客でにぎわいます。

この時期には、すでに水仙の見ごろは過ぎていて、

ところどころに名残の花が見られるだけでした。

 

4月上旬には「桜まつり」が行われ、多くの観光客で賑わいます。

早咲きの河津桜は見ごろを過ぎて、色あせていました。

 

桜に代わって菜の花が、彩りを添えていました。

 

鋸南町では、河津桜を「頼朝桜」と名づけて、町内各所に多数植栽されています。

 

源頼朝が武家政権を確立する前に、伊豆で戦に敗れ、

この地に逃れ、上陸したことから「頼朝桜」として親しんでいるそうです。