1907年(明治40年)有栖川宮威仁親王殿下が東北を御旅行中、猪苗代湖畔を巡遊した際に風光の美しさを賞し、当時の県知事平岡定太郎の勧めもあり、猪苗代湖を望む高台に御別邸を建設することを決定しました。(天鏡閣HPより)

 

1908年(明治41年)9月、皇太子嘉仁親王殿下(大正天皇)が翁島御別邸に行啓し、5日間滞在しました。その際、この御別邸を「天鏡閣」と命名されました。これは李白の句「明湖落天鏡」に由来しています。(天鏡閣HPより)

昭和54年2月、天鏡閣本館、別館、表門が国の重要文化財に指定されました。

 

建物の脇に小さな池があります。木立の陰になって目立たないのですが、

私はこの池に映りこむ白亜の天鏡閣の姿がおすすめです。

 

池の表面には紅葉が降り積もって、

映りこんだ建物の姿と素敵なコラボを見せています。

 

 

かつて皇族の方々が愛した風光明媚な猪苗代湖畔に立つ天鏡閣は、その姿の美しさや歴史を感じさせる建築様式などから、度々映画のロケ地としても活用されています。

 

 

入り口の門は、レンガ造りで時代をそのままとどめているような雰囲気があります。