古殿町の八幡神社は、康平(こうへい)5(1062)年鎮守府将軍源頼義・義家親子が東夷(とうい)追討の際、逆徒強大にして官軍一たび利を失い、この地にあった時、京都男山八幡に祈誓した甲斐があって賊を退治することが出来たことがあり、その後、康平7(1064)年社を建立したと伝えられています。

 現在でも、八幡神社の神事として、流鏑馬が行われます。

鳥居の前には、見事な狛犬が鎮座しています。名工小松寅吉の弟子で小林和平の作です。

躍動感あふれる飛翔狛犬が大イチョウをバックに出迎えてくれます。

 

色づきのピークはもう少し先でしたが、青空に映える黄金色の大イチョウが深まる秋を感じさせます。

樹齢およそ120年、高さ20mの見事なイチョウです。