猪苗代の土津(はにつ)神社は、会津藩の始祖、保科正之公を祭神として祀っています。

保科正之は、徳川秀忠の子で、家光の異母弟にあたります。家光の良き相談相手として、また4代将軍家綱の治世にあっては、後見役として、まさに天下の副将軍ともいえる立場にあり、徳川幕府が武断政治から文治政治へと切り替える歴史の大きな転換期に幕政のかじ取りをし、徳川260年の基礎を築いたと言われています。

大きな白い鳥居は、新緑や紅葉の季節には見事なコントラストで参詣客を迎えてくれますが、一面の雪景色の中にあっても、圧倒的な存在感を示しています。

参道を登って、拝殿を望む境内にも深い雪が広がっています。

手水舎の水にも氷が張っていました。

 

まるで、雪灯篭

 

 

 

モノトーンの風景の中で、ポッと暖かい灯がともっているような彩りです。