Glared Rats MAGMA -2ページ目

Glared Rats MAGMA

GLARED RATS(グレアドラッツ)のギターです。

ボーカル ランディのブログはこちら。
http://s.ameblo.jp/glaredrats/

とんとブログを更新してなかったな。
全国に広がる2,3人のマグマファンのお叱りを受けそうだ。
失敬失敬。
先日のライブの感想など。

5/27(土) キャバーンビート
Tit's
GLARED RATS
宿六一家
{B3D28737-5D39-4F24-8648-A6A4CADA445D}


とある酒席で「出る?」と聞かれてサラッと決まったこのイベント。
対バンのTit's、宿六一家は確かな技術と経験に裏打ちされた実力バンド。
そこいくと我々ときたら、昼間から飲んだくれて酔いちくれの状態でリハに出る不真面目さ。

しかしそこはロッカーの端くれ。
どんだけ酒をかっ喰らおうと存分にドライブできるのが強みである。
いつだって今日がベストギグ。
最高に楽しい夜になったな。
{8E0A46C1-0550-4088-8B11-DCF314E9D473}


Tit'sのハイトーンボーカルに宿六一家の極上アンサンブル。
酒を飲み、踊り、叫ぶ観客の面々。
{4B29A6CF-0821-4D0C-9F8D-C7B40DB45BA6}

{47A48978-2F07-4813-B306-363D0D9AE45F}


個人的にライブで一番うれしい瞬間は、来てくれたお客さん同士の
「おー!久しぶり」
とか、
「おお、きてたんやね!」
みたいな会話だなぁ。
人と人がつながる瞬間。
たまらない。

幕間に酒と会話が進んでいる光景を見てると、本当にバンドをやっててよかったと思える瞬間でもあるのだ。

そして打ち上げ。
まぁほら。
当然泥酔よ(笑
{BC0104D8-AC16-4EFA-93F3-DBFE21AA9894}


毎度酒を飲むと目が座りだす宿六ともちゃんは本当にいい顔をしなさる。
ショートカット金髪になったあやちゃんとも目をくりくりさせながら熱く語り倒した。
{74AADC1A-9AD3-4E5B-8D18-6C4015A271B1}


しまいには終バスを逃したジンロウさんとゆらゆらで合流。
三輪商店での周年ライブを終えたジゼリさんもいたし、一日通して各所千客万来。
沢山の顔に会えて本当に幸せな一日でした。
{F376EE13-C8E0-4B43-899F-0803FF7134A8}


最高の夜には最高の酒がある。
また逢おう、隣人たちよ。


さて、回顧録もそこそこに。
次なるGIGは6/25(日)
最近ではすっかりお世話になっているキャバーンビートさんでの連戦である。

対バン3度目のBABOONにお初対バンが佳宗&CattyLoversにキハ415。
キハさんは以前TUPELOで観て以来で、対バンがとても楽しみだ。
佳宗さんバンドもお初なんだが、その前に某飲み会で会う予定なので色々と身の回りの事でも探ってみよう(笑

そして7月は大阪。
結成からまだ1年も経っていないのだが、本当にいいライブに恵まれている。
感謝。

恩返しはどこまでも突き抜けるロックをお届けしよう。

それでは全国に散らばるマグマキッズ達よ(←断言するがそんな奴は一人もいない

さらばだ

MAGMA

何時の時代も論争を呼んで止まないライブハウスの「ノルマ問題」 

問題なんて書き方もちょっと御幣がありそうだが、あえて「問題」と表記しておこう。 
単純に、分かりやすいからね。 

肯定派の意見としては、およそライブハウスの諸経費や、集客のためのバンド側の努力を挙げる事だろう。 
かたや反対派はライブハウス側の搾取などの意見が出てくるものとお見受けする。 

不況下にあって、致し方ない部分もあるんだろうなとは思っている。 
連綿と続くライブハウスと出演バンドとお金の問題。 
そういう観点でライブハウスの今昔を比較するのも中々面白いかもしれない。 

ただ、それこそサンハウスやルースターズがガンガン地元でライブやっていた時代に音楽活動をやっていた訳じゃあない。 
※筆者は1976年生まれ。バンド人生の開始は24歳と結構遅い。 
なので「昔はこうだった」なんて話を俺がするのはお門違いなので、そこは沈黙しておこう。 
大事なのは今だしね。 

個人的にはノルマの存在を否定しない。 
立派な設備や集客しやすい立地などを考えると諸費用がかさむのは必然。 
営業を存続させるためにある程度の担保を取る考えは全くもって間違っていない。 

具体的にはライブハウスの音響設備や、市街地中央部分からのアクセスの良さ、雨天時の移動のしやすさ、などいろんな要素があるだろう。 
建設時はそれこそ考えに考えてその場所にオープンしているはずだ。 
見えない資源というのはそういうもんである。 

プロのライブだってレーベルの強力なバックアップがあってこそなりたつし、ライブハウス側の惜しまぬ努力もあるだろう。 
その代りミュージシャンは、プロがプロたるゆえんの素晴らしいパフォーマンスを提供してくれるのだ。 
だからお客さんが熱狂し、次のライブを楽しみに待っている。 
ライブハウスとレーベル会社、広告代理店にお金が入り、ミュージシャンはギャラを受け取る。 
その代りお客さんは素晴らしい"体験"を得る。 

ノルマに文句を言うバンドはたいてい集客が厳しい。 
厳しいからノルマを払うハメになるのが苦痛なんだろう。 
気持ちはわからんでもない。 

だからってノルマを取らないライブハウス(も存在する)で、集客努力もせずにのうのうとライブを楽しむのもちょいと首をひねる。 
ただ演奏を楽しむだけならスタジオで十分なハズだ。 
スポットライトを浴びて演奏したいんです、ってんならお金を払う必要が発生しても仕方あるまい。 

「それじゃあ、ノルマという金銭的リスクを背負うのはバンドだけじゃないか」なんて意見もあったりなかったり。
客が少なかろうとライブハウスは痛くもかゆくもないじゃないか、なんて意見もあるのだ。

俺に言わせりゃそれは大きな間違いである。
ライブハウスはもっぱら「イメージ商売」だ。
いいバンドが出る、いつも賑わっている、いろんなバンドが出る、いつも好きな音楽ジャンルが流れている、など、ライブハウスには「特色」というもんがある。
いくらノルマで箱代を取ろうと、出演バンドがおざなりなら自然と淘汰される。
ライブハウスてなそんなもんだ。
だから、ステージをバンドに任せる以上、常にリスクを背負っているのだ。
ここを勘違いしてはいけない。

ギャラについても色々と意見があるようだ。 

いつぞやSNSでちょいと話題になったが「アマチュアのくせにギャラをもらうなど傲慢でしかない」という主張があった。 
その方の言い分としては「音楽を生業としている立場でない以上、演奏させてもらっているという気持ちが大事なんだ」ということらしい。 
九州のとあるバンドマンの言葉だったが、これに幾人かが反発。 
争論となった。 

まぁ言い分もそれぞれあるだろうが、価値観や考え方の違いをお互い言い合っても何も生まれないんだろう。 
人に迷惑をかけない限り我が道を行け、である。 
俺は気にいらんかったけどね(笑 

ライブハウス側にだって色々ある。 
搾取と捉えられても仕方ないような残念な場所もあれば、しっかりとバンドを見てくれて、育ててくれる場所もある。 

ライブハウスとレストランに見立てた話を以前ネットで見たことがある。 
どこの記事か忘れたのでリンクなどは貼れないが、およそ以下の様な内容だった。 

ライブハウスをレストランに見立てれば、演者は調理師。 
ライブハウス経営者はレストラン経営者だ。 
料理がまずければ客は来ない。調理師(演者)の責任だろう。 
ただ料理が良くても経営者(ライブハウス経営者)が宣伝などを怠ればやはり客は来ないだろう。 

ってな内容だった。 
ちょいと強引だなぁ・・と思うが、なんとなく言いたい事はわからんでもない。 
バンドのせいばっかにしないでレストラン(ライブハウス)側も努力しろと言いたいのだろう。 

ただ、世の中の「口コミ」というのは正直バカに出来ない。 
良いバンドには自然と客が集まるもんなのだ。 
観て心に訴えかける歌声や、魂を揺さぶられるステージや、ガツーンと鼻っ柱を殴られるような衝撃はクセになる。 
また感じたい、と思う客は勝手にライブハウスに足を運ぶもんなのだ。 
そして周りにオススメをしてくれる。 
音源なんかあればバッチリだ。 
出演バンドはいいがトイレの水が流れない、なんてのは問題にはならないのだ。 
(いや、大問題だが) 

焼酎で800円取られた時は「なめとんか!」とのたまったけどね。
※東京は焼酎高いのね・・

素敵な場所はたくさんあるのさ。 
そんな場所で演奏できる"縁"を大事にした方がバンドにとっても得だと思うんだな。 
ノルマが厳しいと思いつつも、その場所でやりたい理由があるなら頑張ろうじゃないか。 

そして、素晴らしいパフォーマンスを見せる努力を続ければ、きっとどこかで何かが変わっていく。 
その先にどんな事が待っているかは分からんが、今成功しているアーティスト、ミュージシャンは須らくそういう苦難の道を通ってきている。 


加えて言うなら、俺は何も成功などしていないから、単に思いのたけを好き勝手に言っているだけなので、そこんとこは大目に見てほしい(笑 


なので「お前が語っても説得力が無いぞ」と言われれば、 


「まったくもって仰る通り」 


としか返せない俺はとりあえず今夜も下手なギターの練習をしながら焼酎を飲むんだろう。 


MAGMA
{12F4B02B-0CB7-4988-843F-663BCC769945}

今日はバレンタイン。
やれ企業の思惑がどうだ、浮かれたいだけのイベントだと揶揄する人もいるが、
そこはお祭り騒ぎが好きな日本人。
別にいいではないか。

告白する勇気が無い女の子の背中をそっと後押しするこの日。
ちょっとくらい浮かれたってかまわんだろう。

さてそのバレンタインだが、昨今では女の子が男の子にプレゼントするに留まらず、男⇒女へのプレゼントを贈る事も是としている風潮がある。
別に恋愛に限らず「友チョコ」と言うらしい。(それも最早古いのか?)

実は俺は大学の頃に女友達にチョコをあげたことがある。
と、言っても同じクラスの数人しかいない女子にあげただけだが。
なので俺は早々に実践していたのだ、友チョコを。
遡ること20年前から俺は時代を先取りしていたことになる。ふふん。

ついでに言うと、あげるだけで俺自身は一つももらえなかった事実も書き加えておくことにする。
正直が己のモットーなのだ。
ホラは吹くがな。


さてそんなバレンタイン。
全国の独り身の男子は一日ソワソワと落ち着かない事だろう。
そして大多数のさえない男子が半べそで帰宅し、家族からの義理チョコに涙を流すのだ。
それもまた青春。

そして今日は、あのシーナ&ザロケッツのシーナの命日でもある。
バレンタインが命日、なんて洒落たあのお方らしいじゃないか。


と、口幅ったい事を書き連ねる俺はどうかというと、
特に変わらぬ日常である。

恐らく帰宅したら妻から何かしらあるだろう。
もしかしたらチョコですらないかもしれない。
※発泡酒が今日だけ生ビールに代わるとか・・

イベントや記念日を口実に、ちょっとした豊かさを演出する事で日々の生活に潤いを。
けして悪い事じゃあないと思うぞ。
企業の策略というならそれもまた良し。
あえて乗ろうじゃないか。

同じアホなら踊らにゃ損損。

お祭り大国ニッポンの未来よ、幸あれ。

MAGMA