私はさっそく『凍りのクジラ』を読んでみることにした。読む前に軽くあらすじが知りたくて、Googleで検索してみる。ある読書ブログに簡単なあらすじが書いてあった。ドラえもん好きの主人公が図書館で本を読んでいる時に出会った先輩に写真を撮らせてほしいと言われる話らしい(多分違う)。主人公の父親が写真家だったり、色々な人間模様が見られるシリアス展開の多い作品のようだ。あらすじ読むと、ドラえもんが沢山出てくるようには思えない。きっと、どらえもんについてはまったく出てはこないのだろう。主人公がドラえもん好きという設定なだけで、物語のちょっとした所でドラえもん愛を語るぐらいだろう。

 (まぁ、そうだよね。普通そうだよね。また私はのせられただけか)

 先輩は人を操る能力が高いのかもしれない。何だかんだあれほど苦しくも挫折しそうになっている私の読書への道を、ちゃんと導いている。司書より他の別のものになった方がいいのではないか。そんなことを思ってしまう。

 (読んでみるか…)

とりあえず、億劫ではあるが本の頁を開いてみることにした。2Pめくってすぐに目次である章題がある。それをざっと見る。

 

 

・どこでもドア 

・カワイソメダル

・もしもボックス

・いやなことヒューズ 

・先取り約束機 

・ムードもりあげ楽団

・ツーカー錠

・タイムカプセル

・どくさいスイッチ

・四次元ポケット 

 

 

「は?」

 さすがに声が出た。何だこれは。ドラえもんでしか見ない章題だ。しかも全部??そんなことある??

おいおいよく許したな著作権。どういうこと??ドラえもん??しかもこれ全部ひみつ道具の名前だよね?ひみつ道具紹介??次の頁からひみつ道具紹介??どんな小説よ??
 ネットで見たあらすじとのギャップがありすぎる章題に、私は混乱した。絶対私だけじゃないだろう。初見で見た全員が思うだろう。これが狙いなのか。『ツナグ』を思い出す。あれにそんな仕掛けはなかった。てか仕掛けってなんだ。仕掛けも何もないだろう。

 とにかく読んでみるしかない。というか凄く気になる。こんなにも急に読みたくなることがあるなんて、新しい経験だ。それだけで何だか嬉しくなる。これは期待が出来る。沼がすぐそこにあるような気がする(単純) 読もう。いざ、『凍りのクジラ』

 

 

 

 

 

 

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明けましておめでとうございます。

もう2か月過ぎて、旧正月まで終わってしまいましたが、あいさつだけはきちんとしたいです。

今年もよろしくお願いします。めざせ完結を目標にゆるく気まぐれに書いていきます。

たまに観覧数の多い方のブログを拝見しますが(いろいろなジャンルの)

皆さん本当に凄いですね。尊敬しています。継続って難しい。

読書は継続できているのに。奇跡です。沼って凄い。

 

ちなみに最近は今季ドラマのおかげで萩原利久さんに沼り始めました。

ギャップが凄すぎてドラマよりバラエティ番組の萩原さんばかり観てます。

推しが出来るのなんて何年ぶりでしょうか。10年近くなかったので戸惑ってます。

 

以上

 

 

PS

また次の更新までお待ちください(いつになるか分かりません)