初日は末っ子の幼稚園の運動会、翌日は上の子二人の日本舞踊のレッスン(区民館でやっている無料の伝統文化講座)、午後は長女の塾テスト、ということで、2日目の深夜に車を走らせ白馬村へ。
子供たちはパジャマを着せて毛布にくるまって車中はすでに夢の中。
3時間半後、白馬に到着した時は気温は10度前後。
ひとまず薪ストーブをつけますが、夫は3年ぶりのせいか、コツを忘れたらしくなかなかうまくいきません。
結局寝ている間に消えてしまって寒い朝。。。
子供たちは興奮気味で早起き。
仕方なくスキーウェアのジャケットを羽織らせます。待ちきれずに庭に出てはしゃぐ子供たち。
深夜2時まで薪ストーブと格闘していた夫はなかなか起きられません。
とは言え、たった一日のためだけにここまで車を走らせたのも、今日の秋晴れの中、栂池自然園での紅葉を楽しむため。
人出が多くてリフトやゴンドラも行列になるかもしれないので早めに出ないと。
見て下さい、この秋晴れ!白馬三山がくっきり!
![$Москва, Любовь Моя](https://stat.ameba.jp/user_images/20121010/03/kvartira53/4b/d4/j/o0640048012229648247.jpg?caw=800)
前日が一日中雨だったためもあり、案の定すごい人。
でも待ち時間なく、リフトとゴンドラを乗り継いで自然園入り口へ。
ゴンドラで上がるにつれ、紅葉が濃くなります。パラグライダーを楽しむ人が山々にさらに色を添えます。気持ち良さそう!
![$Москва, Любовь Моя](https://stat.ameba.jp/user_images/20121010/03/kvartira53/4f/27/j/o0640048012229648248.jpg?caw=800)
ダテカンバの白い幹が紅葉を更に美しく見せます。モスクワでも、空の青、樹々の緑、紅葉の赤と黄、白樺の白のコントラストが素晴らしかったのを思い出します。同じ配色でもバランスが違うので、日本とロシアではそれぞれ眺めが違います。
![$Москва, Любовь Моя](https://stat.ameba.jp/user_images/20121010/03/kvartira53/03/79/j/o0480064012229648249.jpg?caw=800)
湿原の中、木道が続きます。でも実はこんな緩やかな道だけではなく、岩場を登ったりもするので、トレッキングの装備は必要です。
![$Москва, Любовь Моя](https://stat.ameba.jp/user_images/20121010/03/kvartira53/2d/37/j/o0640048012229649455.jpg?caw=800)
日本三大雪渓のひとつ、白馬大雪渓がお出迎え。ここでおにぎりをほおばる人々をうらめしそうに見る子供たち…ごめん、今日は用意する暇なかったから、ゴンドラの食堂まで待って…
![$Москва, Любовь Моя](https://stat.ameba.jp/user_images/20121010/03/kvartira53/bd/f5/j/o0640048012229649457.jpg?caw=800)
四年前は末っ子がまだ1歳で、夫がスリングに入れて同じコースを歩きました。まだ残雪があり、抱っこしたままズボッと足を雪に突っ込んでしまい、周囲のおばちゃんに『パパちゃんが落ちた!』と叫ばれたこともありました(笑)
当時3、4歳だった長男もよくがんばったと思います。
日本が誇れる美しい山。ロシア語でも紹介できるようフレーズを覚えたいものです。
ということで最後にロシア語表現。
Этот парк находится 2010 метров над уровнем моря.
「この公園は標高2010mのところにあります」
リフトとゴンドラで乗り継いで上がってから、だいたい1990メートルから2020mくらいのところまで登ります。一周で3時間半ほど。
5月6月には水芭蕉の群生が見事です。
最近『山ガール』というのが流行っている?らしく、お洒落な装いの若い女性やカップルにも会いました。還暦は過ぎていると思われるおじいちゃん、おばあちゃんたちも『山ガール、山ボーイよ~』なんて言いながら記念撮影していました。
小さい子供から高齢者まで楽しめて健康にも良い山歩き、皆さんにもおすすめです~