腎臓癌摘出手術後の病理診断 | パチスロな休日。たまに夕方。(腎臓癌手術の備忘録も)

パチスロな休日。たまに夕方。(腎臓癌手術の備忘録も)

パチスロの専業じゃなく、会社勤めですので、パチスロの稼働時間は休みか、会社帰りぐらい。2021年6月に腎臓癌と告知されました。

パチスロブログのカテゴリですが、腎臓癌と告知され、腎臓癌手術の備忘録を書いています。

また、これから腎臓癌と告知されて切除手術する方の不安に対して、少しでもお役に立てれれば良いかなと思って書いています。



ブログは、パチスロ、腎臓癌、資格試験、恋愛小説など、テーマ別に分けています。



さて、今日は、先月14日に腎臓の部分切除手術で、取り出した腎細胞の病理検査の結果を聞きに行きました。

嫁も立ち会うということで、一緒に来ています。



受付をして、尿検査と血液検査が終わり、7月21日退院して以来、久しぶりに主治医とのご対面です。



病理診断は、やはり最初のCTの所見どおり、

淡明細胞型腎細胞癌でした。



内緒で鞄の中で録音していましたので、主治医がお話ししてくれたありのままの原文です。


主治医「取った細胞検査の結果ですが、癌は癌でしたが、再発がしにくい普通のタイプのもので、悪さもあまりしないタイプのものでしたから、癌の取り残しもありませんよ。ということで、安心してくださいね。」
この主治医さんは難しい専門用語を使わない、解りやすい言葉でお話ししてくれる優しい先生です。


主治医「血液検査では、腎機能も悪くなっていませんし、貧血も無いので、腎機能も保たれています。
悪くならないのですが、一応、悪くならないように、定期的に見ていきますね。」

言葉も患者に寄り添った言い方をする主治医さま。


主治医「おしっこのほうですが、糖やタンパクや出てくると腎臓にダメージが出ている証拠になるのですが、そのようなのは全く出ていませんから手術の影響も大丈夫です。
なので、今日は全て合格です。良かったですね。」

一緒に喜んでくれる主治医様。



私「腎臓癌は、転移や再発する可能性があると聞いたのですが、検査はしなくても大丈夫でしょうか?」
主治医「検査は3ヶ月目と6ヶ月目になりますので、次回は10月に検査することになります。
その後は半年毎に2年間検査して大丈夫であれば、再発しにくいタイプなので、1年おきに5年間みて、再発がなければ完治となります。
そのスケジュールどおりでいけると思いますのでね。」


私「喉の調子が悪いので、入院中に診てもらい喉は大丈夫でしたが、食道や肺が気になるのですが。」
主治医「そのようなものでは無いので大丈夫ですよ。特に問題ありません。」

嫁「減塩以外に食生活で気をつけることはありますか?」
主治医「腎臓を取ってしまうと、減塩しなさいとか、水分をしっかり取って下さいとかなりますが、今回は腎臓を残せていますので、悪い物だけ取っただけだから腎臓は元通りになったと思っていいですよ。
減塩とかも気にする必要も無いですし、バイ菌も出ていないので今日からお酒も飲んで大丈夫ですよ。
コロナとかありますが、自宅で祝杯をあげても大丈夫ですからね。」


あとはワクチンの事と、念のため便秘の薬を処方してもらい、次回検査の日程を打ち合わせして、御礼を言って診察室を後にしました。



病理検査の結果

病理診断 
【病理組織学的診断】
左腎部分切除検体(場所は左腎最下極)

【種類】
淡明細胞型腎細胞癌  サイズ60✖️54mm

【肉眼所見】
拡張型発育を示す黄色結節性病変を認める。

【組織所見】
腫瘍は淡明細胞体を有する腫瘍細胞が、血管性間質に境されて胞巣状に増殖する淡明細胞型腎細胞癌です。
偽被膜形成を認めます。
◯腎線維性被膜浸潤-陰性
◯脈管侵襲-陰性
◯腎周囲脂肪組織侵潤-陰性
◯剥離断端-陰性
◯切除断端-陰性です。

◯TNM分類  pT1b  ステージ1
◯核の大きさ  G1> G2
   核の大きさ<尿細管の核 ⇒ G1
   核の大きさ=尿細管の核 ⇒ G2
   核の大きさ>尿細管の核 ⇒ G3

◯WHO/ISUP分類 グレード2


WHO/ISUP grading systemの説明
Grade 1からGrade 4の4段階分類、1~3については核小体を評価する
①核小体がない or 不明瞭で好塩基性 ⇒ Grade 1
②400倍で好酸性の核小体が認識できる (100倍では見えても不明瞭) ⇒ Grade 2
③100倍で好酸性の核小体が認識できる。⇒ Grade 3
④核の多形性が高度、多核巨細胞、横紋筋や肉腫様の分化がある ⇒ Grade 4



◯fc1    偽被膜形成 0/1

◯im0   腎内転移  0/1

◯INFa   浸潤増様式  a/b/c




血液検査


尿検査
(主治医が、紙に書き込みながら丁寧に説明してくれた痕)

血液検査や尿検査は、ともに問題はないとの事で、次回検査は10月になりました。


本日のお会計は2,610円



今日の病理検査で、ひとまず安心でしたが、食生活改善や睡眠をしっかり取りながら免疫力を落とさない工夫をして過ごしていこうと思います。



入院前に買った下記のサプリメントも続けていこうと思っています。




さて、病院を後にして区役所で用事を済ませて、昼食は近くの回転寿司に。



本マグロ大トロ


いくら(1貫食べてしまった)



つぶ



炙りサーモン


本マグロ中トロ


かんぱち


とろサーモン


などなど。
写真キラキラ加工うざっ


無駄な抵抗かもしれませんが、塩分控え醤油は少なめ
で食べました。


その後は買い物したりして、
手術後の痛み対策として以前買って良かったので、グンゼの腹巻をもう1枚買い増ししました。

これコスパ最高に良い。
買ったのはメンズ用。これは900円ぐらいでした。
グンゼならネットでも買えるみたいです。

手術後はあまり締め付けると、内臓等に良くないので腹巻や腹帯は大きめサイズが良いみたいです。

自分はディスクワークの際は、脱着が面倒だから骨盤まで下げて使用し、通勤時には手術痕まで、腹巻を上げてガードしていますので、痛みは軽減されています。


お金がある方や、夏の暑さ対策を考えると、一番良い術後の腹巻は、シルク腹巻かもしれませんよ。
(自分は買っていませんが、手術したことのある知人がやたらと勧めてきたもの。)



傷テープも良いみたいです。



その後、買い物の途中でスタバで休憩し

癖になってしまったダークモカチップクリームフラペチーノを頼みました。
写真はgrande

嫁は同じダークモカチップフラペチーノでしたが、ホイップ無し、無脂肪ミルクへのカスタマイズして注文していました。



今日は6月22日に腎臓癌と告知されてから、7月14日に切除手術をして、病理検査までの期間を不安に過ごしていましたが、これからも長い期間の経過観察が始まりますが、ひとまず一区切りし、精神的に安心することが出来ました。