先日戸籍の性と名前が自分の生きたい性と合致して居ない職員から通称名を使って仕事をさせて欲しいと相談がありました。

いつこの日が来るかなと思っていましたがついにやってきました。

私が働いていた夜の仕事では当然、通称名を違和感なく使いそれが当然では有りましたが、お昼の仕事では通称名使うには色々と難しい問題がありました。勤務表、シフト、経過表、議事録、給与計算、変更届けetc...

会社内だけではなく、区や都に提出する書類もあり、本人が戸籍の名前を変えてはいないが、自分の生きたい性別の名前を使うとなると、色んな場所の許可が必要でした。

貴方らしく居てくれればいい

自分らしく居ること

言葉にする事は簡単だけどそれで働くとなると実際はかなり難しい面が沢山ある。

これは私も経験し、挫折した事もありました。


今回の件、私の働く杉並区に相談をしてみました。

結果から言うと使っても良いですよとの事でした!!

勿論初めての事で最初お話しした時には、検討が必要だとの事でしたが、担当して下さった職員の方とは以前にも会った事があり、しかもYouTubeにアップしてある番組も見て下さっており、とても会社に対して理解をして下さって居ました。

改めて私が介護の世界に自分の生きる道を与えてもらった事、自分を認めてくれた世界が介護の世界だった事、そして、寛大な回答を貰えると性に悩むLGBTの方々に新たな希望と光が差し込む事をお伝えしました。

都にも確認をして下さり、いくつかは当然の事ながら注意事項は有りましたが、通称名の使用を認めてくれました。(会社として一番困るのが戸籍の名前と本人の使う通称名とが合致していないと、架空の人物を人員に入れていたのではと疑われる事が困りました)

何て寛大なんだ!杉並区っっ!!いや、、担当して下さった職員の方!!

現在では漸くLGBTの事を書いても載せてくれるようになった求人媒体ですが最初の頃は断られたりされました。
求人では例えば男性、女性とか年齢を30歳までとか限定する事が出来ない決まりになっていて(私の使いたかった求人は)LGBTと乗せる事がそれと同じ扱いになると言われ断られた事もありました。
上司にこう話して欲しい!こんな思いなんだ!と求人担当者に話し今ではしっかりと載せてくれるようになりました。


今回の件は、いつかはやらなきゃと思っていた事を職員から背中を押された様な感じでした。
本当に良かった!

その職員もニコニコです。

自分は何をすれば良いですか?とその職員に聞かれました。(手続きは全て会社が行う為)仕事をして稼いでちょうだいね
と伝えました笑

おしまい(╹◡╹)♡