新藤兼人監督1979年
【絞殺】
ずっと観たくて、DMMでレンタル。
実話より。
この時代の日本の社会派映画は重い。
映像の粗さ
時代を感じる挿入音楽
年代は違えど起きうる事件。
各家族各々。
何が普通で、何が普通じゃないかなんてもんは無く
衝突しながら、協力しながら、折り合って親も子も成長していく中で、
仕事のストレス
家事と育児の不安
思春期のアンバランスな精神
色んな要素が少しずつ積み重なって出来た
心の中の小さな小さな黒い火種が
些細な出来事がきっかけで爆発的に燃え上がり、燃え尽きるまで。
全てが内側へ、ネガティブな方へ進んで行く内容でした。
そしてどの家庭にでも起こりうると。