「ひろ」です。
いよいよ盛り上がりを見せてきた 祇園祭
17日には 前祭 で山鉾巡行が行われ、
大阪の天神祭・東京の神田祭とともに、
日本三大祭のひとつに挙げられており、
その歴史の長いこと、またその豪華さ、
祭事が1ヶ月にわたる大規模なものであることで
広く知られています。
およそ1100年前、
神泉苑に日本全国の国の数の鉾66本を立て、
祇園の神を祀り災厄の除去を祈る祇園御霊会を行ったのが
始まりと伝えられています。
一般には、17日(前祭・山鉾巡行と神幸祭)と
24日(後祭・山鉾巡行と還幸祭)その宵山が
広く知られていますが、
7月1日の吉符入から31日の疫神社夏越祭まで、
1カ月にわたり、さまざまな祭礼が行われます。
最初は疫病流行の時など不定期に行われていましたが、
円融天皇の天禄元年(970)からは、
毎年6月14日におこなわれるようになりました。
時代の流れで一時中止されていた時期などもありましたが、
町衆の熱意によりその都度再興してきました。
鉾が今のような形になり、豪華な飾りをつけるようになったのは、
桃山時代から江戸時代にかけて貿易がおこり、
町衆階級が勃興して舶来のゴブラン織や
西陣織などが競って用いられるようになってから
と言われています。
前祭(17日)では次の23の山と鉾が巡航します。
①長刀鉾 ②函谷鉾 ③菊水鉾 ④月鉾 ⑤鶏鉾
⑥放下鉾 ⑦岩戸山 ⑧船鉾 ⑨山伏山 ⑩孟宗山
⑪太子山 ⑫郭巨山⑬保昌山 ⑭油天神山 ⑮四条傘鉾
⑯蟷螂山 ⑰伯牙山 ⑱木賊山 ⑲霰天神山 ⑳白楽天山
後祭(24日)には次の10の山と鉾が巡航します。
㉔北観音山 ㉕南観音山 ㉖大船鉾 ㉗橋弁慶山 ㉘役行者山
㉙鯉山 ㉚八幡山 ㉛鈴鹿山 ㉜黒主山 ㉝浄妙山
鉾・曳山の重量は約12トンにもなり、
地上から鉾頭な先までは約25メートルにもなります。
舁山の方は重量が約1.2トン~1.6トンとなっています。
テレビの天気予報では今日の京都は38℃超えだったようです。
明日の最高気温の予報はなんと39℃( ;∀;)
お出かけになる方は熱中症対策など
しっかり整えてお出かけください。