「ひろ」です。

 

 

5月に入って、だんだんと暑い日が増えてきていますね!

天気予報などを見ていると、

真夏日

を記録するようなところも出てきているとか。



汗をかきやすい人かきにくいひとがいますが、

汗っかきの自分としては、これからの時期はずっと

額に汗を貯めている感じになります。


汗をかくと気になるのがあせもですよね。

あせもがひどくなるとかゆみが強くなり、

引っ掻いてしまって皮膚にダメージを残すこともあります。





汗は、暑いときにかいて体温を調節してくれます。

蒸発するときに熱を奪って、体温を下げてくれるんですね。


人の皮膚は、外側から

表皮

真皮

皮下組織

の3層で構成されています。

このうち真皮の部分には、

汗を分泌する「汗腺」があり、

ここから「汗管」を通じて

体の表面まで汗が届きます。




汗をかきすぎて汗管が詰まると、

皮膚に炎症が起きます。

これが、あせもです。

正式には汗疹と言います。




赤ちゃんや子供、また太った大人の人が

あせもになりやすいといわれています。


赤ちゃんや子供は、汗をかきやすく、

カラダが小さい分、汗腺が密な状態にあります。

太った大人の人は、肥満でたるみができ、

汗の出口をふさいでしまいがちです。

このようなことからあせもができやすいといえます。



あせもは大きく分けて3種類に分けられます。


皮膚の表面に汗がたまり、

白っぽい小さな水ぶくれ

が生じるのが「水晶様汗疹」です。

これは自覚症状がほとんどなく、

指で擦ると破れる程度で、数日でなくなります。



表皮内の汗管が詰まり、

かゆみを伴う赤いブツブツ

ができるのが「紅色汗疹」で、

あせもの大半はこのタイプと考えられます。

かゆみがひどいと掻きむしってしまい、

皮膚を傷つけて細菌感染を起こす場合もあります。



幹部を触った手で他を触ってしまうことでうつる

伝染性膿痂疹

になることも・・・

これがいわゆるとびひというやつですね。




真皮付近で汗管が詰まって起きるのが

『深在性汗疹』と言いますが、

これは主に熱帯地方で見られ、

日本ではあまり見られません。




あせもは汗をかきすぎることが原因と言えます。

まずは気温・室温に適した服装で、

エアコンなども適切に利用しながら、

涼しい環境を作ることが、予防の第一歩と言えます。



汗をかいてしまうと、

汗に含まれるミネラル成分が

皮膚の汗腺に詰まりを起こさせやすくなり、

あせもの原因となりますので、

かいた汗は取り除くようにした方がいいでしょう。



一番はシャワーを浴びて

汗を洗い流すことができるといいと思います。


シャワーが難しいときは、

濡れタオルなどで汗を拭きとるようにしましょう。

汗で濡れた衣服は

こまめに着替えができた方がいいと思います。




でもでも、これからの暑い夏には、

やっぱりプールに入って涼しくなるのが

一番いいと思いますけどね!!