「ひろ」です。

 

日本のプロ野球のキャンプも打ち上げを迎え、

いよいよオープン戦も本格化してきました。


 

 

虎党としてはタイガースの新外国人ロサリオ

すごく気になるところです。

 



キャンプの内容や紅白戦・オープン戦での実績はなかなかで、

あの張本勲さんにバース級という高評価をいただいている

ようです。


ウィリン・ロサリオ内野手

Wilin Rosario
本名はウィリーン・アリースメンディ・ロサリオ・エルナンデス

1989年生まれの29才

ドミニカ共和国出身でMLBコロラド・ロッキーズから

韓国リーグのハンファ・イーグルスを経て、

今シーズンから阪神タイガースのユニフォームを着ています。

右投げ右打ちで、捕手と一塁手がいままでのポジションに

なります。




2006年にMLB ロッキーズに入団します。
マイナーで経験を積んで、2011年にメジャーデビュー!!



この頃は捕手として活躍していました。


2015年は成績を落とし、守備もファーストを守ることが

多くなります。


2016年に韓国リーグに移籍し、ハンファ・イーグルスへ。


2年連続で30本塁打、100打点以上を記録し、

その実力を十分に発揮しました。



そして2017年の12月、阪神タイガースと正式契約に

至ってます。


<写真はランディー・バース選手>

近年、メジャーから直接移籍してくる外国人選手よりも、

韓国リーグを経て移籍してくる外国人選手の方が、

いい成績を残している印象が強いので、

ロサリオ選手には期待が持てます。



とくに最近は長距離砲のバッターが影を潜めていた

阪神ですから、1985年当時の打線のようにホームランを

打ちまくった打線の復活は期待したいところです。





さて3月30日(金)

いよいよペナントレースの開幕です。

東京ドームで宿敵 巨人との3連戦になります。


高校野球の影響で、

地元では4/6(金)からの中日3連戦が京セラドームで、

そしていよいよ4/10(火)からの広島3連戦で

甲子園開幕になります。


金本監督の3年目!!

とても期待の持てる1年になりそうです。



阪神タイガースと言えば甲子園球場

正しくは阪神甲子園球場と言います。



この【甲子園】の名前の由来は、野球場が完成した年に

ヒントがあります。

1924年(大正13年)8月1日に完成したのですが、

この年は、奇しくも、十干、十二支のそれぞれ最初の

甲(きのえ)」と「子(ね)」が60年ぶりに出合う年でした。

 縁起のよいこの年にちなんで、この付近一帯を「甲子園」と、

また野球場を「甲子園球場(当時は大運動場)」と名付けました。



実は阪神タイガースが先にあって、

そのために球場を作ったわけではなかったんですね。


最初は鳴尾浜で行われていた

全国中等学校野球大会

を開催する会場として整備されました。

実際に完成した年の8月に

【第10回全国中等学校優勝野球大会】が、

翌年3月には【第2回全国選抜中等学校野球大会】が

開催されました。


ちなみに外壁のツタも球場が完成した年の冬から

植栽され始めています。



外野に芝が張られたのが昭和3年で、

アルプススタンドができたのが昭和4年。

スコアボードの設置は昭和9年になってようやく完成しています。


この年にベーブ・ルースらのアメリカ選抜チームが

全日本チームと対戦しました。


そしてようやく昭和10年

大阪野球倶楽部

の誕生です。

通称で大阪タイガースと呼ばれました。





タイガースより1年早く設立された

大日本東京野球倶楽部

巨人の前身で、昭和11年に名古屋金鯱軍と

プロ同士の初めての対戦をすることになりました。

またこの昭和11年から第1回日本職業野球連盟リーグ戦が

開催され、『東京巨人軍』はアメリカ遠征で不参加となったものの、

『大阪タイガース』『名古屋軍』『東京セネターズ』

『阪急軍』『大東京軍』『名古屋金鯱軍』の6球団が

参加しました。


設立当初から大阪タイガース!!かっこいいですねぇ!


昭和14年から9球団による1リーグ制に入ります。

昭和15年には『大阪タイガース』から『阪神タイガース』に

改称されますが、日本は戦争へと突き進んでいる時代でした。



戦後は昭和21年から藤村冨美男さんが

主将・監督兼務で再スタートしました。

昭和22年には高校野球も復活します。

昭和24年の暮れにセ・リーグとパ・リーグに分裂し、

2リーグ制の始まりです。


2リーグ制になってから優勝から遠ざかっていたのですが、

昭和37年昭和39年にリーグ優勝を掴みました。

その後ふたたび不遇の時代を迎え、昭和60年

伝説の

バックスクリーン3連発

などの活躍でようやくリーグ優勝し、

日本シリーズでは西武ライオンズを下して、

悲願に日本一に輝きました。



その後は星野監督で1回、岡田監督で1回リーグ優勝を

していますが、いずれも日本シリーズは敗退し

日本一は逃しています。





今年は金本監督も3年目を迎え、

就任以来一番強い

と言っているようですので、

33年ぶりの日本一へむかって

スタートダッシュを

きめてほしいものです。