何度も何度もこの映画はDVDやVHSで観てきました

ただ映画館ではな見たことなかった、、、

たまたま近くの映画館で再上映されると言う事で見に行きました


「鉄道員(ぽっぽや)」


高倉健主演で1999年公開(配給・東映)原作は同名小説で浅田次郎作。その年の日本アカデミー賞最優秀作品、最優秀脚本、最優秀監督賞を受賞。
現在に至るまで人気の衰えがなく映画ファンの中では高倉健作品では最高傑作ではないか?とまで言われる代表作。

北海道の盲腸線、幌舞線の終着幌舞駅は昔炭鉱で栄えた街、しかし現在は寂れた田舎。
廃止が迫る幌舞線幌舞駅の駅長佐藤乙松、その乙松のぽっぽや人生を回想で振り返りながら乙松の最期を描く(って結末言っちゃってるけどね)

駅長佐藤乙松役には高倉健、死んだ女房役に大竹しのぶ、同僚の美寄駅駅長に小林稔侍、ほかに広末涼子や吉岡秀隆、奈良岡朋子、田中好子などが出る中、ちょい役で坂東英二が出てくるところは笑えます。
その中で志村けんは原作にも登場しない炭坑夫を熱演。駅前のダルマ食堂に子供と一緒に来て酒癖が悪く他の客と取っ組み合い、仕舞いには近くにいた乙松などに迷惑をかけてしまう。事情を知った乙松やダルマ食堂の女将らが子供の面倒を見ていくが、ある日炭鉱で崩落事件が起き帰らぬ人に。その後の子供は、、、実はキーマン?になっています。

この志村けんの演技は劇中でも凄く評価が高く、志村けん以外にこの演技は出来ないと言っても過言ではない。ましてや原作に設定がなくアドリブに近い演技は映画オファーした高倉健も流石一眼置いたそうです。

さてさて、終わりに近づくにつれ最期を知っているため涙が止まらなくなり大の大人が目を赤くして劇場から出ると言う映画でした。

なぜそんなに好きか?
実は高倉健という人を知ったのはこの映画で、それまでは網走番外地など仁侠映画が多くあまり親しみがなかったのと、鉄道好きと言うのもありました。


これからも泣きたい時にはこの映画を観て泣きます。



映画館メモ


横須賀ヒューマックスシネマ シネマ10

2020年6月11日鑑賞




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