マニュアル化の弊害 | Inspiration on My Life

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徒然なるままに

仕事をマニュアル化することで、仕事ができない人も早くできるようになり、組織が生産的になるというのはたいてい幻想である。

なぜなら、まず第一に仕事にはどうしてもマニュア化できない部分がある。
しかもその曖昧な部分こそが、組織の価値を決定付けるcoreな部分であることが多い。

第二にマニュアルを増やせば増やすほど、仕事ができない人(=曖昧な部分を判断できない人)が組織内に増えることになる。
というのも、仕事ができない人こそマニュアル化された組織を居心地良く感じるからである。
一方、優れた人はマニュアル化された組織など好まない。結果、時間が経過すれば、曖昧な部分が分からない人(=仕事ができない人)の比率が増えてしまう。
また、優れた人が何らかの理由で組織内にとどまっているとしても、官僚的な判断系統に慣れ親しみ、徐々に判断力が衰えてしまう。
 
要するに、仕事をマニュアル化すればするほど、組織全体は非生産的になる。