1. はじめに

 私は20代で一般の大学を卒業し、その後数十年の社会人生活を経て大学院に入学、修了をして、40代で早稲田大学eスクール(通信制大学)に二年次編入学しました。

 

 20代の頃は学びに対して特に興味を持てず、多くの科目で表面的な理解に留まっていました。しかし、40代になってからの学びは全く違います。早稲田大学eスクールでの学びは非常に興味深く、多くの深い洞察と知識を得ることができています。

 

 この記事では、なぜ20代での大学教育が面白くなかったのに、40代で学ぶ通信制大学がこんなにも面白いのか、という疑問を考察してみます。

 

 私がどのように学び方や興味の対象を変えてきたのか、そしてそれがどのように私の学びに影響を与えているのかを共有したいと思います。

 

 

 

2. 学びなおしの舞台

入学時の目的は行動分析学と認知心理学

 40代で早稲田大学人間科学部(通信制大学)に入学する際、私の主な目的は行動分析学と認知心理学について深く学ぶことでした。これらの分野には以前から興味を持っていましたが、専門的な知識を身につける機会がなかったため、早稲田大学人間科学部eスクールで学ぶことを決意しました。

入学後の興味の変化

 入学後、全く関心のなかった教育工学に特に興味を持ち始めました。インストラクショナルデザイン、教えることの科学、学ぶことの科学といった科目は特に引きつけられる点であり、これらについて深く学ぶことに非常に興奮しています。そのため、秋学期(後期)にはこれらのテーマに焦点を当てた科目を履修する予定です。

履修科目選びの戦略

 履修科目を選ぶ際の私の戦略は、既に知識がある科目を避け、興味があるがまだ知識がない科目を選ぶというものです。これにより、多角的な知識と視点を得ることができ、学びがより豊かになっています。

自学自習の重要性

 通信制大学での学びは、一般の大学とは大きく異なります。オンデマンド授業は提供されるものの、その理解と消化は自分自身で行わなければなりません。このような環境が、受動的な学びではなく主体的な学びを促しています。

 

3. 学び方一つで変わる未来

卒業後の知識の違い

 学び方によって、卒業後に得られる知識は大きく異なります。受動的な学び方では、単に情報を記憶するだけで終わってしまいがちです。しかし、主体的な学び方を採用することで、その知識はより深く実用的なものとなります。

深い専門知識を得るための方法

 深い専門知識を得るためには、主体的な学び方が不可欠だと感じています。

 

 例えば、レポート課題に取り組む際には、単に指定されたテーマについて書くだけでなく、関連する文献や論文を積極的に読み込むことが重要です。

 

 このようなアプローチを取ることで、単なる知識の蓄積ではなく、その背後にある理論や仮説についても理解することができます。

 

4. 学びが深まると何が良いか

深い学びから得られる具体的な利点

 深い学びから得られる利点は多岐にわたります。第一に、専門的な知識が深まることで、その分野での議論や研究に対してより高度な理解を持つことができます。これは、職場でのプロジェクトや研究活動においても非常に有用です。

 

 第二に、深い学びを経験することで、問題解決能力が高まります。表面的な知識では理解できない複雑な問題に対しても、多角的な視点からアプローチすることができるようになります。

 

 第三に、主体的な学び方を採用することで、自らの学びをコントロールする能力が高まります。これは、将来的に新しい分野やスキルを学ぶ際にも役立つスキルです。

 

5. おわりに

 社会人として通信制大学に入学する最大のメリットは、自分自身のペースで深く学べる環境が整っている点です。また、多様な履修科目から選べるため、自分が本当に学びたいと思う分野に特化した教育を受けることができます。

 

 主体的な学び方は、単に知識を蓄積する以上の価値があります。それによって、深い理解と実用的なスキルを獲得することができ、これが将来的に多くの場面で役立つと感じています。

 

 特に、社会人として多忙な日常を送る中で、主体的な学び方を採用することで、限られた時間内でも効率的に高度な知識とスキルを身につけることが可能です。

 

 


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