総務委員会での先進地視察2日目。今日は相模原市議会の「一会期制」をヒアリングしました。


多くの自治体議会では3、6、9、12月に「定例会」が開かれていますが、一会期制はこれを1月~12月(年末年始を除くほぼ通年)の会期とするものです。


これによって、閉会中は行うことができなかった活動が機動的にできるようになり、審議の活発化につながる、というわけです。


これまで犬山市議会でもたびたび導入に向けて議論をしてきましたが、特段デメリットがあるようには思われないため、それほど強い異論が出ていたわけではありません。


それでも拙速を避けるために先進地に行って話を聞いてから…ということで来たのが今回の視察の目的です。


結論から言うと…やはり、デメリットは何もありませんでした。


犬山市議会では、閉会中でも最低月に一回「全員協議会」を開いて当局から諸報告を受け議員間討議をしているので、むしろ通年とした方が実態に合っているとも言えます。

(これは他自治体の議会ではあまり例がない頻度のようです)


今回の視察で導入に向けての詳細な事務資料などを提供していただけたので、これで導入に向けての議論がさらに加速されそうです。



↓相模原市議会の議会だよりに掲載されていた「議会の流れ」のイラストです。すごくわかりやすい!