すでにもうこれでもかというほどの症状があるのに
追加で水頭症になった夫・・・
ここまでくると可哀想ですが、
頭の中には髄液をお腹に排出するためのカテーテルを入れられ、
今後はカテーテル共に生活していくことに
共に生活といっても、何か必要な看護があるわけでもなく、
ほったらかしですけどね
それで大丈夫です
上記手術(処置)VPシャントと言いますが、
それが落ち着いてしばらくしたある日リハ病院から、
「そろそろ骨入れをしようと思っていて、○日に元の病院で手術ですがいいですか」
と言われました
結構急ね・・・
地方から東京の病院までまたストレッチャーに乗せられて行くので、
人員も必要だしわがままなんて言えません。
ついに・・・ついに・・・
お米のシルエットからの解放!!!!
急に寂しくなりますね・・・
「魚沼産です」
って言う夫のくだらないシュールな冗談も聞けなくなるのか〜
おっと・・・いけない・・・
寂しいとか寂しくないではなく頭蓋骨が一部ないことは
日常生活が危険と隣り合わせだったんだ
一刻も早く頭蓋骨入れてもらわないと!!!
夫は手術した時に自分の頭蓋骨を保存しているので、
元々のマイボーンが元の場所に戻る感じになります
夫も早く自分の骨に会いたそう
当日わたしは到着するという時間の少し後に病院で待ち合わせ。
交通費が数百円で行けるなんて・・・
涙がでる。。。(ケチ)
以前よりも体力がついてしっかりしている夫に、
過去にお世話をしてくれた看護師さんたちがみんな嬉しそう
こんなに回復するってすごいですねと仰って下さいました
そして翌日骨入れの手術
え、終わってびっくりした。
マイボーンじゃなくて、人工のチタンプレートだったかな?
を入れられた夫どういうこと・・・・・
長期保存していて使えなくなったということでした・・・
そんなことあるの・・・?
まあ文句を言っても仕方ないから受け入れるしかないのですが、
夫の様子はどうだろう
自分の骨に会えると思っていたからショック受けてないかな?
午前中に手術が終わって、
わたしは午後に会いに行ったので面会はすぐできました。
が!
泣いてる・・・大人が・・・大人の夫が・・・
なにやらめっちゃ痛いらしい
傷口?というか頭が鎮痛剤も限界まで入れてもらってました。
まあ、骨のないところに新たにニューボーン入れてもらったり
開けたり閉めたりしたわけだから痛いだろうね
そんなことよりも、おめでとう骨入れ
これであなたの頭は硬い!脱!米!
ノーライス
触ると柔らかかった頭が硬くなりました。
これで神経すり減らして気をつけなければならないことは減りました
もうヘルメットからも卒業だ!!!
この日は一歩前進した日でした・・・
なんと脳出血をおこしてから骨を入れるまで1年も時間がかかったんです
1年も骨なしで過ごしたなんて・・・
わたしは信じられないよ・・・
そしてまた地方の病院へ戻るのでした
ドナドナドーナドーナー