あっと間に転院当日を迎え、朝から地方へレッツゴーです
お世話になった看護師さんや救命センターのチーフに前日にお礼を済ませました
余談ですがこの救命センターは重症の患者さんが
本当に沢山運ばれてきました
少ない面会時間に毎日面会していましたが、
すぐ病室の隣に新しい患者さんが運ばれてくるのです。
病院に到着と同時に命を落としてしまう方もいて本当に見ていて辛かったです。
ついさっきまで元気だったのにと泣く奥さんもいらっしゃって
わたしも同じようなことになっていたかもしれないんだなと思うと胸が苦しくなりました
テレビでしか見たことのないような風景が毎日起きていて、自分や家族がそのようなことにならない限りはわからないものだなと思いました。。。
きっと突然家族を亡くしたら、涙も出ずに心に穴の空いたような状態になるのかな
他人なのに他人とは思えない状況が起きるたび
涙をぐっと堪えたのを思い出します。
一生懸命に働く現場の方に頭が上がらない思いです
そんな救命救急センターにお別れをして、新しい場所へ!!
車の後部座というか横たわる夫の横に看護師さんが同乗してくださるようで
とても安心することが出来ました
夫1人のためにたくさんの方が動いてくださることに感謝しつつ
わたしも現地に向かいます
と、遠い・・・
わかっていたけど遠いです・・・
初めて行くときは新幹線のような電車に乗ったのですが、
結構なお値段でこれは毎回は無理だ・・・と思いました
特急電車を使うと、乗っている時間だけで考えると2時間弱です。
特急なら・・・
そしてびっくりなんですが、
駅から病院までが徒歩30分弱かかるんです・・・
わたしはずっと東京に住んでいるので、
駅から目的地が離れていることがあまりない環境だった為結構びっくりしました
タクシーは贅沢なのでもちろん徒歩。
わたしは歩くことが好きなので良かったです
最初リハビリ病院に到着して思った感想としては、
「ちょっと暗い・・・」
なんていうんでしょうか、
病院全体が何もないようなところにぽつんと建っているからか、
静かな印象で全体的に暗い感じがしました。
そこの病院は回復期のリハビリを受けることが出来るのはもちろんですが、
療養型という医療行為が必要な方が住んでいるというか、
ずっと入院しているんです。
なので大きなフロアの中にリハビリをする夫もいれば、
回復期をすぎて単位がないのでリハビリはほぼ出来ないけど
おうちに帰ることは出来ない患者さんもいます
リハビリが出来なければどんどん悪くなってしまいそうですよね
複雑な気持ちですが、いろいろな家族がいて色々な選択ももちろんあるもんね
色々な気持ちを胸に新しい病院での生活が始まりました
この回復期の病院で、夫の高次脳機能障害の存在がどんどん明らかになってくるんです
もう、わたしびっくりですよ
Pick Item
自分で自由自在に動けない夫の為のクッションはこんな感じのものを使っていました!
病院でも貸してくれるのですが、毎日使うなら購入してきてくださいということだったので買いました!!
片麻痺の方の指はずっと握ってしまうので、手のひらの中が不衛生になるんですよ。
匂いも臭くなったり。
毎日洗ってくれるわけではないので、こういうものを持たせていました!洗濯すればいいだけなので便利です。
すぐ口の中が乾いてしまうので、オーラルバランスは必須でした!!口の中の衛生状態も保てるもので高齢者の介護などでも便利なものです。
夫が使っていたものはもう売ってなかったのですが、少し柔らかめな低反発枕を使っていました。大切な骨のない頭を守る為に笑