約束の金曜日は

 

彼くんが仕事になっちゃった。

 

しかも残業なんだって。

 

じゃあ夜9時ごろには帰ってるね。

 


って、


8時半ごろ連絡したら、

 

もう家に向かってるって。

 

 

パスタいっぱい作ったから、

 

持って言ってあげようかなって

 

電話したら、

 

欲しいとのこと!

 

 

早速

 

タッパに入れて、

 

家に向かった。

 

 

着いたのは結局

 

9時半ごろ。

 

 

明後日の出発のための

 

準備をしてるのか、

 

ちょっと緊迫気味。

 

 

明日の電車の時間が

 

分かんないんだよ。

 

どうやってネット情報が


おかしくてさ。


っていうから、

 

やってみてもいいかな


って言ったら、

 

いらないよ。

 

俺がやるんだから。。。

 

苛立ってて、変。

 

 とりあえず、


お腹空いてるんじゃない?


ご飯食べたら?


って、


彼くんがキッチンんで


自分のパスタをよそっているうちに


明日の電車の時間をササッと検索して


画面に出しておいた。


なんと、影なる支援なんだ。。。



けど、


いつもになく苛立ってる様子なので、


居心地悪いから

 

帰ろうかなあ

 

って言いだしたら、

 

なんだよ。怖い顔しちゃって。

 

って、

 

いつもの彼くんに戻った。




それから、


2週間不在のために


荷物をどうしようだの、


話ししたり、


観葉植物を愛たりして、



後は


いつものように。


時が流れていった。

 

 出張、かったるいなー。


と言ってたけど、


実は


彼女に会わせる顔が見つからないのかな。



 

 次の日は


息子の誕生日会が午後からあって、


朝のうちに帰んなくちゃ


なんだけど 


彼くんは


いいカバンがあったら買いたいから


って、


駅まで一緒に行って


駅ビルの鞄屋さんまでついていった。


結構時間ギリギリになって、


焦っての別れ際。


また彼くんが言い出した。



じゃあ、


しばらくいなくなるけど、


これからの人生のために


必要な時間だからさ。


申し訳ないけど、


くゆとは


2週間も連絡とれなくなるからさ。


俺は


俺の事に前集中するよ。


人生について


考え直すにはいいチャンスだし、


今これしなくちゃ、、、


分かった、分かった。


力入ってるよ〜。


かるーくいこー。



頭が既に


息子の誕生会の方に向かってたのもあるし 


彼くんの最後の言葉の意味が


よく理解できなかったけど、



とりあえず、


彼女に会うの、


カチンコチンに緊張してるんだな


って感じて、


いろんな事は触れないでいた。




とりあえず、


今回は


家の観葉植物の世話も


任せてくれないまま、

 

私のいない所で


自分を見つめたいんだって事だから、


そのようにしてくださいな。。。



イメージ: 私はマリア象