彼に好きな人ができたと告白されてから、

 

一緒になりたいと告げられてからも、

 

結局その夜は泊まって、

 

やってる事はいつもと同じ。

 

 

私の方はすっかり萎えて、

 

全然イかないどことか、

 

頭の中

 

グルグル複雑な状況を抱えながらも、

 

私が断る理由もないし、

 

彼くんにもイってほしかったから、

 

受け入れてみた。

 

 

そしたら、

 

なかなかイかない彼くんが

 

イライラしだして、

 

くゆはエゴが強すぎんだよ!

 

って怒鳴り口調で言った。

 

 

そんな彼くんを見たのは初めて。

 

 

いつも自分がやりたいポーズに導いてばっかで、

 

男の気持ち、全然分かってない!

 

と。

 

 

私は、

 

男の人からしたら、

 

女の人がイケた方が

 

いいのかなと思って、

 

ポジション変えて

 

イこうとしてるのに

 

全然分かってくれてなかったんだ。。。

 

って思って、

 

今回ばかりは伝えてみた。 

 

 

 

そして、気づいたの。

 

私達、

 

これまでに話さなかった事が

 

どれだけあったんだろうなあ

 

って、

 

そして、

 

彼くんはやっと、

 

言えなかった思いを

 

口に出して言えるようになったんだ

 

って。

 

 

イかないのはきっと

 

彼女のせいだと思う。。。

 

思い返せば、

 

今年に入ってから、

 

体の不一致を感じてきた。

 

 

彼くんは

 

出張中にしなかったせいだよ

 

と言ってたけど、

 

彼女と恋に落ちていたのもその頃から。

 

その頃、私も

 

今まで陶酔できたのに、

 

最中に頭の中で

 

次の日の事を考えちゃうことがあった。

 

 

そうなると、計算が合う。

 

自分から服を脱いできたのに、

 

イけないなんて、

 

なんて不甲斐ないだろうに。

 

お気の毒。

 

 

けど、私と寝てて、

 

彼女に罪悪感ないの?

 

って聞いてみたら、

 

個人的な男女関係については、

 

「今彼の近くにいないから、

 

彼の男女関係については

 

何も言えない。」

 

と言ってたらしい。

 

結構大人。

 

そりゃそうだ。

 

私たちいつのまにかアラフィフにもなってるし。

 

 

で、話戻るけど、と言うことは、

 

罪悪感からイけないのではない。

 

 

けどさ、 

 

頭の中にはさ、

 

彼女の存在があるだろうし、

 

 

そりゃ、繊細な男子なら、

 

無理なことも想像できるよね。

 

 

 

じゃあ、それはそれとして、

 

彼が、

 

好きな彼女の事がいるのに、

 

私に手を出してきたことに関して、

 

どうなんだろう。。。

 

 

すぐには切れないと思うから、

 

徐々に距離を取っていこう

 

って、

 

調子のいいことをぬかしやがって。

 

結局、私が切れないんじゃないか。

 

 

そう思うと、

 

ほんのりと

 

自信を感じてしまう私もチラホラ。

 

ほら、やっぱりツインレイなら

 

簡単に切れないんだし。。。

 

 

 

彼は典型的なアダルトチルドレン。

 

新しい状況へ飛び込むのが不得意。

 

むしろ、

 

最後の最後まで余韻を感じていたいタイプなのか、

 

作った夕飯は必ず一口残す事に始まり、

 

環境を変える事が苦手らしい。

 

だから、私もスッキリ切れないの?

 

親しみを感じられているわけ?

 

 

 

起きて次の日は、

 

彼の友達の家まで

 

車で出かける約束を

 

3週間前からしていたし、

 

彼くんも友達と久々の再会を

 

とっても楽しみにしてたし、

 

折角だったら決行しようと、

 

車もかりてきてくれた。

 

 

私の密かに

 

ドライブ・カラオケならぬ、

 

プレイリストを作って、

 

楽しいドライブになるように

 

準備して。

 

 

彼くんの、

 

きもーちヨソヨソしさもあったけど、

 

とりあえず、今日も

 

夕方まで時を一緒にする事になるので、

 

重い話は敢えてしないで、

 

いつもの話やドライブに夢中になった。

 

 

けど、

 

ふとした時に訪れる時、

 

彼くんは彼女の事を考えてるんだなって。

 

考えてしまう時。

 

 

 

そんな、

 

彼くんの事を

 

真正面から見られないもどかしさも

 

無きにしも非ずでしたけど。

 

 

けど、

 

郊外に行って、

 

自然に触れた事は

 

自分のためにも良かったかな

 

って思った。