今日は大寒、「東京暮色」が観たくなる日です。
「東京物語、ニューデジタルリマスター、ブルーレイ」を入手。夏の死を扱っているので今観るのがちょうど良い。ちなみに「東京暮色」は冬の死を扱っている。
小津安二郎。連日35度を超える日が続いている。こんな時期は寒さを感じる映画が観たい。おすすめは「東京暮色」。日付は示されていないが、おそらく1月20日頃だろう。雪は降っていないが、底冷えのする天気。ラストの上野駅のシーンは確実に氷点下になっているだろう。
小津安二郎。題名に春と秋がついている映画は何本もある。しかし、夏と冬はない。冬を感じる映画は「東京暮色」「長屋紳士録」「母を恋はずや」「若き日」。夏を感じる映画は「東京物語」「浮草」。夏は意外と少ないように思う。
小津安二郎。「東京暮色」の山田五十鈴。役の年齢は52歳。実年齢は40歳だった。昔の人は、今より大人だったんだね。
小津安二郎映画の名古屋セリフ3「東京暮色」。周吉「そうは積るまい。三百五十キロっていやァ、名古屋辺りまで行っちゃうもの。そりゃセンチだろう」。
小津安二郎。「東京暮色」の有馬稲子。役の年齢が21歳なのに、なぜか補導されてしまう。身分証明書は持ってなかったのか!
小津安二郎。「青春放課後」さすがNHK、サントリーオールドのラベルを見せないように配慮していた。「東京暮色」では、わざわざトリスのラベルが写るように小津は演出している。
小津安二郎。「東京暮色」の田浦正巳は、おねえ言葉。なぜだ!シナリオにも(女性的な口調で)と書かれている。わからん!
小津安二郎。「東京暮色」の笠智衆は銀行の監査役。昼休みに妹の杉村春子と鰻屋でビールを飲んでいる。監査役になりたい。
小津安二郎。「東京暮色」の笠智衆は銀行の監査役。昼休みにビールを飲んでいる。監査役になりたい。(改訂版)
小津安二郎。麻雀と言えば「東京暮色」。以前、スキーに行った時は麻雀ばかりしてたな。スベラーズ。
小津安二郎。「東京暮色」では日本酒の燗(かん)をつける。11秒間!まだ冷やじゃないか?熱燗でお願いします。
小津安二郎。「東京暮色」には、山田五十鈴と杉村春子が出ている。”大女優番付”があったとしたら、東西の横綱だ!
小津安二郎。「東京暮色」の原節子は特大マスクをしている。風邪でも花粉症でもないだろう。
東京暮色」(小津安二郎監督)と「グレート・ギャツビー」(スコット・フィッツジェラルド著)のどちらにも、 ”メガネ店” の看板がでてくる。”あなたは、見られている”
小津安二郎。「東京暮色」のウイスキー。 "トリス" じゃなくて "ニッカ" だった。記憶違い。
小津安二郎。「東京暮色」の原節子は、超特大マスクをかけている。落合GMも超特大マスクをかけている。特に関係はない。
小津安二郎作品で藤原釜足は「東京暮色」だけに出演。とぼけた感じでいい味出してる。ああなりたい。
東京暮色」で藤原釜足は、場違いな事を言っている。大事なところでへんな事を言ってしまうんだよね。(実感)
小津安二郎作品の音楽で好きなのは、"サセレシア" 。「早春」「東京暮色」「彼岸花」で使用。悲しい場面で明るい曲が流れる。小津映画の真骨頂!
小津安二郎。「東京暮色」はナックルボール的な作品だ。投げた本人もどこへ行くかわからない。大好きです。
「お早よう」(小津作品)ございます。GyaO! の1日限定無料配信。本日(29日)は「東京暮色」。かなり異色作です。私は、大好きです!(改訂版)
小津安二郎。毀誉褒貶(きよほうへん)という言葉は「東京暮色」に関する文章で知った。学校で習ったかな?記憶にございません!
小津安二郎作品で雪が降るのは、「若き日」「母を恋はずや」「東京暮色」かな?今日は普段雪が降らない地方で降っている模様ですね。お大事に!
小津安二郎。この時期になると観たくなるのが「東京暮色」。底冷えがする時に、底光りするような映画でたまらない。特に山田五十鈴(小津作品はこれ1本だけ)の役は心に染みる。そんなつもりでは無かったはずなのに、唇を噛み締めて生きていくんだろうね。
小津安二郎。「東京暮色」は、今頃(寒中)の設定なんだろうと思う。「東京物語」はラストでも夏休み前だ。尾道から両親が東京に出てきたのは7月初めぐらいかな。その間1度も雨が降っていない。空梅雨だったんだね。(笑)
小津安二郎。冬の作品といえば「東京暮色」と「学生ロマンス 若き日」。「東京暮色」が陰で「若き日」が陽だ。「若き日」は、のんびりした下宿生活とスキー合宿を描いている。テストの採点で低い点を予想しても気にしていない。小津は旧制中学時代に戻りたい言っていた。同感だ。旧制ではないけれど。
関連&小津安二郎。原節子は「東京暮色」でマスクを掛けて変装?している。ヒゲとサングラスでは、いかにも怪しすぎる(^^) 今気付いたが、ヒゲとマスクは両立しないと思う!
小津安二郎。「東京暮色」原節子のマスク姿。変装しても誰だかわかる!
小津安二郎映画読本(松竹発行)で「東京暮色」の英語タイトルは「Tokyo Twilight」これはいい! 雰囲気もいいし、TとTで韻を踏んでいるね。
小津安二郎。「七人の侍」の久蔵役で世界中から尊敬の眼で見られる宮口精二出演の小津作品は「麦秋」「早春」「東京暮色」。笠智衆とのシーンの「怒っちゃいかん」のセリフは常に私の頭の中にある。
小津安二郎。藤原釜足は味があるね。「七人の侍」「隠し砦の三悪人」「用心棒」(黒澤作品)。小津作品の「東京暮色」でも、とぼけた味(シリアスなのに)を出している。それだけでも観る価値がある。
小津安二郎。「東京暮色」の藤原釜足。(右)
番外。黒澤明は東宝の監督だが、他社でも撮った。「静かなる決闘」「羅生門」は大映。「醜聞(スキャンダル)」「白痴」は松竹。東宝作品とは違うような印象を持つ。「羅生門」が最高傑作なのは言うまでもないが、私は「白痴」に惹かれる。小津の「東京暮色」のように。
小津安二郎関連。「月刊シナリオ」6月号発売。野田高梧の「蓼科日記」第5回は「早春」について。「横須賀線会」が詳しく掲載されている。13ページ。この会のことを知ると、いろいろな人との付き合いも大事にしたいと思う。それにしても私は「早春」「東京暮色」に何故か惹かれるのです。
小津安二郎。「東京暮色」に出てくるメガネ店の看板広告。神様に見られている! ひょっとして「華麗なるギャツビー」からの「いただき」なのかな。
小津安二郎。「東京暮色」の山田五十鈴は圧巻! 
小津安二郎。「東京暮色」は「エデンの東」(エリア・カザン監督、ジェームズ・ディーン主演)の翻案と言われている。で思い出すのがシネチカ劇場(名古屋)で観たジェームズ・ディーン3本立て。土曜日だったから上映前に満席で立見の人もいた。7時間以上立見とは・・・
小津安二郎。BFI(イギリス)の「三本のメロドラマ」(東京暮色、東京の女、早春)。 

小津安二郎。岐阜 ロイヤル劇場で「小津安二郎監督 特集 其の3」上映。7月5日~11日は「早春」。12日~18日は「東京暮色」。小津にしてはドラマチックな2本の映画。名古屋駅から岐阜駅まではJRの新快速で約20分、名鉄特急で約30分。岐阜駅から約1km。近いね。小津安二郎 「東京暮色」。
小津安二郎。岐阜ロイヤル劇場で明日(12日)から18日まで。「東京暮色」上映!
小津安二郎。手持ちの「東京暮色」(1957年) VHSビデオソフト。

小津安二郎。「早春」「東京暮色」「風の中の牝鷄」を初めて観たのは1989年8月6日。3本を一気に観ました。
いつもとは違った「早春」「東京暮色」「風の中の牝鷄」などの戦後の作品にも惹かれます!
小津安二郎関連。「月刊シナリオ」11月号発売。野田高梧の「蓼科日記」第10回は「東京暮色」の頃の昭和31年。さらに一段と小さな文字で「村上茂子さんのこと」(小津と親密な関係にあった)もある。読み応えあり。小津ファン必読。合計14ページ。
この「燕来軒」と「とんかつ」欲しいです(^^) ちなみに「東京暮色」の藤原釜足の店は「珍々軒」。
「デジタル・リマスター版」はご自身の写真ですか。写真の腕前が良いのですね!
関連。少し前までは我が家から1キロメートルのところに「ゲオ」があった。今いちばん近い「ゲオ」は3キロ、次に近い「ゲオ」は3.5キロ。歩くにはちと遠い・・・センチメートルなら良いけれど。「東京暮色」(小津作品)みたいだな。
小津安二郎関連。「月刊シナリオ」12月号発売。野田高梧の「蓼科日記」第11回は、溝口健二の死と東京暮色のタイトルと別荘契約の経緯について。由緒ある別荘だったんだな。初めて知った。16ページ。