人口変化〈特に人口減)からの見当








「見当」 と言う日本語は、面白くて実に興味深い。国立人口問題研究所は、いっペンんにああなる、こうなっると、結構情報をくれるからありがたい。その解析結果を発表されるとこんどは自分で更に敷衍してみて、想像をたくましゅうしてみる。〈ほとんど学者の理論解析に[なるほど]と思うが、極くたまには子を生む生まないは統計学だけではあるまいと、しかしそれでいて勝手な理屈をつけてみる。物事は其の先がおもしろい。理論的に考えると右脳のためにも良い。〉


とはいえコッチが考えそうなことは、ほとんど新聞が書いてくれており、確認しておく意味が大いにある。社会の変化の大半は人口統計をベースにして読み取れるような気がする。其の確信がもうすぐいわゆる「労働者が1千万人減る」という見当予測ではないだろうかと思うのだ。


経済学的には裕福になれば、ドンドン子供を生んでもよさそうだが、今はそうではない。藩政時代徳川時代は、大奥の制度もアリ,30人40人はざらだったというが、今は、生む生まないは個人の自由の領域にある。少子化と言う変な日本語がはやっているが適切ではない。


大体、余談だが 『少子高齢化』と言う言葉くらいいやらしい言葉はない。単に言葉だけの、週刊誌的珍しさだけのことである。「少子化」と「高齢化」は単に統計数字上のことで、本質は何の関係も無いだけでなく、(何の理論も無いばかりか)、一般には大変悪い誤解をさせているかもしれない。


良い悪いの二分論なら、少子化は子供が少なくなる現象だから、良いとは思わないが、他方、高齢化は良いことであるから、古来長寿化社会は理想社会ではないか。少子化と高齢化と言うように、この二つはキチンと全く本質が違うということを、声を大にしていいたい。(問題は社会的影響だ。)


 『 ころばぬさきの杖 』

そこで、影響が一番ありそうなことは、「少子高齢者」と言われるもので、働き手の大幅減、ザット言えばもう影響は次第に出ているが、後もう5ー6年もすればザット、これが約、1千万人も減ってしまう。こうなると、もう企業は日本ではやれない。また海外加速になる。生産性が下がれば、国民所得もへってくる.。


そうならないために!!