資料

市長定例記者会見 (H20年1月7日)学力向上


焦点

① クリーンセンターもあるが、何といっても具体の最大の課題は、教育の「学力向上」である。

昨年の全国学力テストでも岡山県は本当に低いことが分かった。またその中でも県北津山がとくに低いことが、始めて本当にわかった。放っておけない!


此処までわかったのに、何にも言わないのか。日教祖批判を恐れているのか。その勇気がないのか。遠めにしか言えていないのはなぜか。確かに選挙では邪魔をされる。しかし誰に言えというのか。これでは無責任ではないか。・・・自問自答した。


教育に口を出すべきでない、という日教組の教員先生はどうも独りよがりである。市民はもっと自然な学力観を抱いているとおもう。


教育も行政の重要な作用・分野であり、教育について市民に口出しするなというほうがおかしくないか。学力の上がらない教育はおかしいという親の声はこれまた自然な気がする。


岡山県は「,陰山先生」や「福武グループ」という人的物的資源が特に実績があり著名である。教育委員会が安心して義務教育に集中して取り組めるよう学力向上への環境づくりとして組織機構を改革することも大事だ。


今こそ、先人の心を!!宇田川 ・箕作!!津山洋学!!

そのような県議時代からの気持ちから、この際、専門家、市民などからなる「学力向上構想懇談会』〔仮称)を立ち上げ、真剣に対策を検討するよう提案し指示しました。初の体系的構想のつもりだ!!


②私は、巷間考えられているように常にボトムアップのやり方が正しいなどというのはとんでもない誤りではないかと思う。事案によるが、トップダウンで市長が自ら積極的に問題を提起、提案し、それを逆に職員に感触を聞くくらいが本当だと思う。リーダーシップとはそういうものではないか。


それと、やはりトップが前に出るくらいの方が勢いがつく。研究し信念でやったことでいけないなら責任を取る覚悟が当然必要だ。責任者とはそういうものだ。



最近次のことを提起している。


・4月には、13年ぶりか少し大きい機構改革を考えている。
一つ、なるべく縦割りをやめ効果的効率的にしたい。

二つ、行政にも「営業的手法」があってよいのではないか。、
三つ、ゴミ行政で基本的に大事なのはごみ、その減量ではないか、

    ごみ減量化{津山もったいない運動}に力を入れたい。

四つ、市役所にはけっこう人が来るのだから、空いている1階2階の壁を利用し    

    て『津山市役所・まるごと美術館』」をやってみよう。〔もちろん既に数人に    

     需要とその効果など聞いて確認している。市の持ち出しはほぼゼロだ。)


(資料)

市長定例記者会見 (平成20年1月7日)

     

      《2008年の年頭にあたり》
         新しい年を迎え、新年の抱負として今年なすべき諸課題について、い      

        くつか説明いたします。

o アルネ・津山

街づくり会社は、昨年の上半期決算で初めて黒字に転じ、本年3月期決算での黒字化達成に期待をしております。また、周辺大型店との関係においては、利用される市民の皆さんのすみ分けによる、共存・共栄を願うものです。

o クリーンセンター建設

昨年、建設地の環境影響評価に着手しましたが、今後も地元との連携に努めながら着実に進めてまいりたい。あわせて市民の皆さんには、ごみの減量化「津山もったいない運動」への協力を呼び掛けてまいります。

o 機構改革の実施

行政運営の舞台装置を整えるため、4月に大幅な機構改革を実施します。縦割り行政の弊害をなくし、組織横断的な機構、営業的手法の導入などを目指すものです。大枠については議会の承認を得ており、今後詳細を詰めてまいります。


o 行財政改革の取り組み
8次行財政改革は19年度で前半が終了し、一定の成果を上げておりますが、今年もさらにいっそうの行革に取り組んでまいります。また、行革はあくまでも目的ではなく手段であるという考えのもと、20年度予算においても行革効果額の10%相当額を「しあわせ枠」として配分します。

o 合併地域の振興

今年2月で、合併してまる3年を迎えます。例えるならば、結婚後のより良い理想的な家庭づくりを目指し、今後も一体感の醸成、住民の理解と地域づくりに努めてまいります。


《学力向上への取り組み》

昨年公表された全国学力テストの結果において、全国的に見て岡山県は低い位置にあり、さらに岡山県下では津山地域が低い結果であったことは、非常に残念でなりません。そこで、教育委員会を義務教育に集中して取り組めるよう組織機構を改革し、学力向上への環境づくりを行うとともに、専門家、市民などからなる「学力向上構想懇談会」(仮称)を立ち上げ、対策を検討するよう提案いたしました。

《津山市役所まるごと美術館》

市民の創作意欲をかきたて、芸術文化の底辺の拡大と振興につなげるため、市役所本庁舎の一部を美術作品の展示場所として提供します。利用料は無料で、市内の美術団体などの協力を得て実施する予定にしており、近々にはご案内できるよう準備を進めております。

《「きらきら つやまっぷ」のリニューアル》

津山市がインターネット上に公開している地図情報システム「きらきら つやまっぷ」の画面デザインを一新し、画面も拡大して、より広範囲に見やすくリニューアルしました。このシステムは他の自治体には類を見ない津山市自慢のサービスで、一般に公開できる各種の行政情報をほとんど掲載しており、月間約5000件のアクセスがあります。皆さんもぜひご活用ください。
※アドレスはこちらです。

「地図情報‐きらきら つやまっぷ‐」のページが新規ウィンドウで開きます

《道路財源の確保》

道路は、人、もの、カネ、情報、あるいは文化を運ぶカルチャーロードです。本市は県北の中心都市として大きな責任を担っておりますが、県内第3位の都市にもかかわらず、県南の岡山市や岡山空港などを結ぶ南北幹線道路は片側1車線で、非常に弱いものがあります。道路財源が不安定になると、弱いところにしわ寄せかきて、一番に津山市のような地方都市に影響がおよび、地域高規格道路「空港津山道路」などの整備に大きく影響があると予想されます。そこで国に対し、道路特定財源の暫定税率堅持と安定的確保を強く要望してまいります。



以上