乾燥ナマコのキーホルダー登場 水で戻せば高級食材に | 利根川清流川のり「桑屋」オフィシャルブログ

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中華料理の高級食材、乾燥ナマコを作っている対馬市上県町伊奈の
野方水産が、「乾燥ナマコキーホルダー」を発売した。水に一週間漬けると
実物大近くに戻り「食べられるキーホルダー」として話題になっている。

乾燥ナマコは「金子(きんこ)」と呼ばれ、中華料理では古くから滋養強壮の
効果があるとして、フカヒレや干し鮑(あわび)と並び珍重されている。
青ナマコが原料で、内臓を取り除いて湯がき、天日で一カ月ほど乾燥させる
とできる。ナマコの大半が水分で、乾燥させると三十-四十分の一になるという。

キーホルダーは同社の野方さんが「よそにない珍しい物を作ろう」と考案。
キーホルダーの金属を取り付けるだけで完成する。四-六センチ大で、
ナマコと磯の香りがほのかに漂っている。

「干物なので何年たっても食べられるが、水で戻すのに一週間かかるので
非常食にはなりません」と野方さん。同市厳原町の民芸喫茶どげぇ市と、
半井桃水館内の喫茶ととりで一個千円で販売している。