どうすれば伝わる伝え方になるのか? | 高額ブランディングのプロ

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こんにちは。 芳月健太郎です。




ここ数日、どういうわけか、
何人かの方から、
こんなお問合せを頂いています。


それは、


自分の話が中々理解されない、
話が長いと言われてしまう、

どうすれば、もっと簡潔に話せるように
なるのでしょうか?

というものです。


なぜ、私にこんな質問が?(笑)とも思うのですが、
しかし実は、これは私が企画マン時代に、
非常に意識していた問題でした。


当時、私と仕事をする部下に、
なぜか「アイツは何を言っているのか分からない」
と言われる人たちが集まり、
私も躍起になって、それを正そうとしていました。


そういう人の話を聞いていると、
大体、次のような話し方をしていました。

それは、

・結論に中々行き当たらない
・主語が抜けたり、助詞の使い方を誤るので、
 話の構造がガチャガチャ
・論理の飛躍が随所に起こるので、
 流れが途中で途切れてしまう

といったものです。


当時私は、そういう話し方が出る度に、
イチイチ指摘をしていました。


結論から先に言ってよ、
今の話の主語は誰?、
ん?何でそこでそんな結論になるの?

そんな事を毎度指摘して、
治そうとしていました。


(今でも、そういう時はあります・笑)


しかし・・・

これはやはり本人が意識して治そうとしない限り、
まず、治りませんね(笑)。


なぜかというと、
これは「話し方」の問題ではなくて、
物事の「捉え方」の問題だからです。


物事を捉えるとき、

階層的に、
順序的に、

捉えているか?
という考え方の問題なので、

いくら話し方を指摘してもダメなわけです。


また、本人がそれを意識しなければ、
自分の考え方が悪いという事になり、
指摘された方が反発するか無視するかですね。



では、これを意識して治したい場合は
どうすれば良い?という事なのですが、
これは、やはり訓練するしかないと思います。


私も、本当の所は直感的な人間ですが、
企画書を何度も書いたり、
論理思考の訓練をしたりしながら、
段々と出来るようになっていきました。


一人でやる訓練としては、
やはり書く事がとても効果的ですね。

企画書でもレポートでも、
書くという事は、
物事の筋道を考えるので、
何度も繰り返すことで、
自然に論理性や簡潔性が身に付きます。

(もちろん、日記的なものではダメですが)


子供の頃に、文章は起承転結をつけて・・と
教わったものですが、
ビジネスではこれはダメです。


結論→理由→内容→結論、
という流れでないと、
相手には伝わりません。

もう少し詳しく言うと、

<結論>
 私は、○○については、□□だと思います。
 ↓
<理由>
 それは、△△という理由だからです
 ↓
<内容>
 事例(例え話)、一般論、比較検討などを
 まとめて説明
 ↓
 反論に対するスタンスを説明
 ↓
<結論>
 だから、私は○○について、□□だと思います。

という感じですね。

これは主張や見解を言うときの
構造です。


「主張や見解」以外にも、
「プロセス」「描写」「比較」「経験」「因果関係」
といった分野にありますが、
大体は、前述のような構造だと
伝わりやすくなります。


頭がいいなぁと思う人は、
こういう構造が頭の中にあって、
それに沿って話をしていますね。

また更に、そこに相手への気遣いや
ジョークを交えたりしたら、
もう最高です。


たまに、論理的過ぎて、
面白みのない、つまらない人もいますが、

左脳で論理を組み立てて、
右脳で感情を乗せるという
バランスが大事なんですね。


やはり人間ですから、
完全無欠の論理でも感情が反発するし、

感情や感覚だけでは、
「コミュニケーション」として成り立ちません。


そう言う意味では、
クリエイティブという、
感覚や感性の世界を、
ロジカルに説明しなければならなかった
広告の企画には、私は鍛えられたと思います。


何か、こんな問合せがちょっと続いて、
久々に新鮮な気持ちだったのですが、

私もまだまだこういうコミュニケーションには、
興味があるんだなぁと改めて思いましたね。


でも、中々まとまって話せない人でも、
コーチング的に関わると、
不思議と段々なおっていきますよ。

これは、経験的にそうなのですが、

やはり、聞く側が構造的に問いかけるので、
そのコミュニケーション自体が、
階層的になり、
順序立てがなされ、
結論もはっきりするんでしょうね。


中々、奥が深い世界ですね。



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