​プラチナバンドとは?

プラチナバンドとは、携帯電話における、700Mhz~900Mhzの周波数帯のことで、他の周波数よりも、障害物に遮断されにくく、コンクリート壁、山間部や建物の中、地下鉄などでも、電波が周りやすい特性をもっているため、携帯キャリアにおいては重要なもの。

    


引用元:Rakuten mobile HP    

 


 携帯キャリア3社は既に割り当て済み

通信大手のNTTドコモ、Softbank 、KDDI(au) 

の3社はこのプラチナバンドが12年前の2012年に割り当てられている。3社とも、携帯業界に参入してから、5年程でプラチナバンドの割り当てを受けている。



​どうやって割り当てを受ける?

プラチナバンドは基地局にも免許があるように、免許を取得する必要がある。総務省に申請をして、書類などの審査(絶対審査)をして通過すると、認定されるという流れになっています。



 ​楽天モバイルも去年に認定を受けた

楽天モバイルは去年の8月から9月の間にプラチナバンドの申請を受け付けた。そこで、楽天モバイル、1件のみの申請があった。そして、1ヶ月程の審査を得て、2023年10月23日についにプラチナバンドの割り当てが決まった。

  


​   プラチナバンドの活用方法

プラチナバンドは一つの基地局で広いエリアをカバーすることができるため、電波が繋がりにくい、都市部などでの、『繋がりやすさ』が期待できる。




​いつから使える?

楽天モバイルが総務省に提出した、開設計画によると、提供開始時期が2026年の3月となっていたが、準備が着々と進んでいるため、早ければ今年の3月か年内にも提供を開始できるという。



​   今回の割り当てのデメリット

今回割り当てられた周波数帯にはデメリットもある。それは割り当てられた周波数だ。上り、下り、共に3Mhz なのだ。他の3社は25Mhzなのに対し、楽天モバイルはたった3Hhz。そのため、アクセスが集中し、速度が低下する可能性があり、懸念する声も上がっている。