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昔、車の中でAMラジオを聞いていたら
日本の古典文学か何かの先生が話していらしたんですが
昔の日本では秋が恋の季節だったのだそうです。


春に負けない程に花が咲きみだれ、
花だけでなく木の葉も、山々では燃えるように紅葉します。

夕暮れは美しく長引く茜色、やわらかく涼しげな風の中を、
ふいーっと蜻蛉が数匹、飛んでいきます。

日が沈むと虫達の鳴き声が響きわたります。
(これは当時にしたらかなりのBGMですな)

そろそろ星も見えやすくなるのかな。



そんな夜に、
いいなと思う人と二人で縁側 (脳内では着物な映像)



って、どうよ(笑)。

いいよねぇ。そりゃあいいよねぇ。


月はきれいし、
一年頑張って育ててきた作物の実りも、大体見当がついてきたし。

しあわせで死にそうなシチュエーションだったんじゃないかと、思ったりします。
自然に囲まれた暮らしをされている方の中では案外、
時代変わらず当たり前のことかもしれないですね。