桑のラブフルート


「あんたの笛はみんな『桑の笛』でしょうが」って言われそう、
材質の話です。

笛のコーナーにも新しく写真とコメントを掲載したのですが、
どれがそうなのかわからないだろうな~・・・と思いましたし、
コメント欄の記入文字数も決まっているので、こちらで語り残したことをはらはらと。

ずいぶん前、いつだったっけなー・・・なんかその時もコート着てたような気がするのよ。
去年じゃないのよ。2007年の秋の終わり?だったかなー。。。
何かの連絡の時に、「桑の木が手に入りました」ってSHOさんのメールの最後に一行、
書き添えてあったのを読んで、すぐに電話して「一本あまったら譲ってください」とお願いしました。
オフィスのガレージのところで電話したのを覚えてます。

それからSHOさんは忙しくなられて、フルート待ちの人もたくさんだったので
「10年後とかにもらうのもいいかもしれない」という気持ちで、後回しにしてもらっていました。

なんというか・・・名前の一部の木だから、全然焦らなくていいような気がしてました。
材料が少なくて、2本できるかな・・・ということだったんで、
なんだったらSHOさんが吹いて吹いて、吹きまくって納得された後に譲ってもらってもいいなとか
そのほうがプレミアものだったりして、とか(さすがに言わなかったけれど)
そんなことを考えたこともありました(笑)。

でも、新しいフルートをまわしてくださいました。(当たり前か?:笑)

手にしてみると自分を見るように、この笛のことがわからなくって
一体どういう笛なんだろう・・・と、少しずつ吹いて探検しています。
吹いていったら変化しそうな感じもするんですよね。
そういう意味で、やっぱり新しい笛を吹かせてもらって、
笛と二人三脚してこれからの時間を過ごしてゆけることが、幸せだなと感じています。

ポプラとはまた全然違う笛でした。
今回吹き比べて録音してみて、改めてポプラの素敵さも感じましたし。
桑の笛は自分のような笛(多分)、ポプラの笛は理想の伴侶みたい、という感じです。
ちょっとテレるわ(笑)

桑フルートの音色・その1

桑フルートの音色・その2

比較用・ポプラフルートの音色