イスラエルのダンス・・・セラピーなのかな、GAGA(ガガ)のワークショップに行ってきました。
自分の体を隅々まで意識する、楽しむ、生かす、というようなものかな。
一時間ノンストップということにびびっていましたが、踊りを誘導する際に
「片足になって~・・・大丈夫!こけて落ちてもそんなに高いところじゃないから死なないよ」
「ずっと動き続けて!あと何時間そうやっていても平気だから動くんだ、と思って腕(の動き)を殺さないで」
という感じで、動くことに対しての恐怖を除いてくれます。

そのおかげなんかな~。
子供の頃の遠足の次の日みたいな、疲れ。しかも筋肉痛がない(!)。
超単純。
体の感覚って意識が作ってるんだとは言いますが、
こういうこととは思わなんだですよ。

最後に質問のコーナーがあったんですが、皆さんの質問が面白かったです。
人によってそれぞれ、感じたことや考えていたことが全然違ってて、細やかだったりして
「へ~そうなん」な驚きの時間でした。

動かしたくないと感じるところについての質問に
『動き続けることが活かし続けること、動かすことによって活かすのがGAGA』
(勿論無理はしない程度にね)
と答えていました、
加勢先生もよく「止まるな~、止まってしまうことが一番、どうにもしづらい」と言っています。



その後、谷中の芸工展へ。
お世話になっている方の展覧会を覗くこと、お香を買うことが目的です。

二年程前に、芸工展のインフォメーションセンターの通りにあるお香屋さんで買ったお香が
すごくいい香りで、まだ香っています。(多分京都の石黒香舗さんの詰め替え用だと思う)
龍笛の筒の頭にそのお香をティッシュでくるんで、クッションがわりに入れて
香りを笛に移しています。この機会に新しいのに入れ替えようと。

前は墓地の出口から出て、インフォセンターあたりの空き地で超長い尺八を作り
すぐ帰ったので淋しかったんですが、今年は「谷中ぎんざ」から行ったんで、すっごい人!
お祭りが三つ程開催されていたようで、どこを歩いていても何かが聴こえてきます。
なめこ汁を配布するアナウンスとか、オペラだとか、祭囃子とか。

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竹細工のお店で竹ペン購入。形が活かされてる~。模様もおもろーです。

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このギザギザに墨がたまって、線の寿命が延びる。すごい工夫。

たくさんのお寺と坂道に混じって、イタリア的靴職人の若い子達のお店とか
スローライフ的ぐっどセンスな雑貨屋さんとかを女の子が一人でやっていたりして
面白い土地です。
淋しい印象が消え失せました。

猫のお店も多い。
「猫町」だったっけか、一軒家ギャラリーで
イラストレーターのますむらひろしさんの原画展と、ライブが行われていました。
ライブを観るのは抽選で選ばれた人達で、参加できませんでしたが
本番前、練習されているギターとハーモニカの音色が、外に居ても聴こえてきました。



道を歩いていて楽器の音が聴こえてくるのは、気持ち良いです。
いとおかし。

通勤路の途中、何かの曲をシャウトしている男の子の家があるんですが、
それもいとおかし。