こんにちは桑原です。
更新久しぶりすぎてパスワード分かんなくなりました。
仕事ということもありますが、豆ブログの方ばかり書いているうえに、あっちでも好きな事しか書いていないので、すっかり遠退いておりました。
言い訳ではございますが、製作時間をなかなか取れず、ご依頼品をとてもお待たせしており、大変申し訳ございません。
久しぶりの作業時、ブランクが怖いので
「自分の私物でウォーミングアップしよう」
というのが慣例になっており、そのウォームアップしてたら完成まで漕ぎつけていたものがありまして。
加えて、そのキットが明日12/14・15で開催される『円谷ワンダーフェスティバル』で販売される。
しかも、そのキャラクターが昨日(2019年12/13)で生誕10周年だって言うんだから、睡眠時間削ってブログをしたためようじゃないか。
という次第です。
はい、めっちゃカッコイイですね。
バンダイさんの『S.I.C.』やらACROさんの『怪獣remix』といった既存の特撮キャラをアレンジするシリーズが大好物な僕にはたまらないワケです。
しかも、ベリアルだぜ?
しかもしかも、原型源造さん(https://twitter.com/genzo_18ra)だぜ??
と、既に非の打ち所がないキットなワケです。
開封して素組み。ピンバイスしか使わずにこの仕上がり。
気泡や欠けもほぼ無し。
業者抜きだそうで、うんやっぱりすごい。
「餅は餅屋」なんて言葉がありますが、「抜きは抜き屋」
なんだかあまりよろしくない言葉っぽく聞こえますね、語弊しかない。
エアインチョコ顔負けの微細気泡ユニバースなキットや、北斗神拳を喰らったモヒカンズのように破裂したキット。
そういったものが珍しくないガレージキットという、ジャンルで抜きの良いキットを手にした時はやっぱり嬉しい。
もう正直慣れたけど、その作業って楽しくはないからね...
販売価格35000円ということで、確かに高額な部類には入るんですが、このレジンの塊。
抜きの良さ、組みやすさ、シンプルなかっこよさ。
触って良さを確信して、値段以上の価値があるキットであることは間違いないです。
良いキットのダメなところは、
「塗らなくてもめっちゃいいじゃん!」
となって、どんどん積みキットになるところです。
積みは罪。心に刻んで、手を早くしたい。
あと、ガレージキットって一期一会のカルチャーじゃないですか?
手に入れる事が出来ず後悔しているキット、誰にだって1つや2つあるはずです。
いや、1つや2つで済んでるなら、その人は悟りを開いています。釈迦だ釈迦。
そんな後悔をしない為に、我々はまたキットを買うんですね。
積みは罪ですよ、忘れないように(迫りくる自責の念)
まあもう見たら分かるんですけど、頭がクリアパーツです。
しかも中空です。
あとは分かるな??
と言わんばかりの親切設計。
だけど、電飾やら、そういったものには苦手意識がある...
幼少期はソフビでも、想像力を膨らませその瞳とカラータイマーは光り輝いていたさ。
しかしどうだい?
日々の疲れや、年々上がる税金や保険料。
部屋に漂う薄め液やレジンの削りカス。
そういった、心身を汚染する諸々で俺の目玉は濁って、ソフビはもう光って見えないんだよ、お母ちゃん。
じゃあじゃあじゃあじゃあ!
光らせなさいよ!
と、心の中の藤村D(水曜どうでしょう参照)が叫ぶので、僕頑張っちゃいます。
結論から言うと出来ました。
しかも、かなりスムーズに。
製作スペース、もとい自室がスラム街よりも汚いのでモザイクかけました。
エッチなものが写り込んでたとかではないです。
クリアレジンの中空成型という親切設計。
かつ、安価で簡単なツールが沢山売っている。
光らせることで魅力が倍増するので是非チャレンジして欲しいですね。
ウルトラマンの光る場所といったら、もうひとつ。
カラータイマーだろう!
すげえ光ってんですけど、すげえ手抜きです。
ピンバイスでほじって、ミライトを埋めるだけ。
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釣り用の浮きなんですが、僕はハードコアなインドア派なんで、本来の用途で使う日は多分来ないでしょう。来世でまた会おう。
ミライト、電源を必要とせずこれ自体がスイッチなので、グッと押せば光る優れもの。
上の写真だと赤なんですが、
最終的に、カラータイマーをクリアパープルで塗装。
光の色は白にして、劇中の印象に近いのにしてみました。
ミライトは差し込んでるだけなので、こういう修正も簡単に出来るのはかなり良い。
壊れちゃったり電池切れても、新たに差し込むだけだし本当に気軽な電飾体験になります。
カラータイマーと本体に、ドーナツ型ネオジム磁石を接着すれば、脱着が可能になるので、気軽に挑戦したいかたはどうぞ。
こういうやつです。
サイズはφ10×φ7×1だとちょうどいい。
ネオジム磁石1個からでも注文受けてくれる、聖人みたいな会社、サンギョウサプライさんのリンクを貼っておきます。
(https://www.e-sangyo.jp/neo/d/item/neo-d10Xid7X1.html)
バックマージンとかは貰ってないです。俺がここで買ったというだけです。
ベリアルは多分点滅とかしないけど、そういったものにチャレンジする場合は、配線の確保の為にゴリゴリ削る作業があると思うので、防塵マスク必須です。
順番が前後しましたが、色味をどうしよう。
という話。
「模型」
とは読んで字の如く、模した型。
オリジナルの物がある以上、そこに近いのが正解、遠いのは不正解。
それも一つのロジックだとは思うんですが、
「自分の持ち物だし、好きにしちゃえばイイんじゃない?」
というロジックもまた一つの正解。
更に、このキットは源造さんならではのアレンジを加えたキット。
僕の思うキットの良さを引き出せる色にしよう!!
と、後者を採用したワケです。
まあ、黒赤なんだけども。
とはいえ、ガッツリ黒で塗っちゃうと、せっかくの筋肉隆々マッチョ造形がよく見えなくなってしまうので、青みがかった黒っぽいグレーを念頭に、塗っていくことに。
あと、サメとかシャチっぽい印象も受けるので、そういった雰囲気やテカリ感も盛り込もうと思います。
「結局何色なんだよ」
みたいな気持ちにはなるんですけど、そういうフィーリングの調色ってみんなやってるよね?
下地はザックリ黒。ハイライトになるところと、赤を載せていくところはザックリ緑。
「ナマモノ系はそのファジーさやムラっ気がテクスチャになるからOKOK!」
みたいな感じで、思い切っていっちゃって良いと思います。
平野レミさんの勢いを思い出しながら塗ると上手くいくと思います。
なんとかなる精神は何をやるうえでも大切にしたい。
ポジティブな現実逃避と言われてしまうと反論の余地はない。
振り返ってめちゃくちゃ雑でビックリしました。
心の中の平野レミさんも苦笑い気味です。
だいたい塗ったらエアブラシで、なぞるように赤を載せていきます。
源造さん作例のメタリックがやっぱりカッコよすぎなんで、それも踏襲する為にちょっぴりシルバーも混ぜる。
更にツヤを出す為に、クリア―レッドも吹いてみると、なんちゃってキャンディ塗装っぽい雰囲気も出てくる。
ちゃんとやり過ぎると説明を読むだけで疲れますが、
「これは生き物だから、均等な色にはならないんだ」
と、自分に言い聞かせながらどんどん進めていきましょう。
極論、原型が良いので、色分けしただけでもカッコいいのです。
全身にクリアーを吹きかけ、塗膜保護しつつの艶出し。
筋肉の凸部分を磨くと、より凹凸がハッキリしてどんどんマッチョになっていきます。
同じ理屈で、シャドーをわざとらしいくらい吹いてみました。
以前、女性のメイクで「胸の谷間を描く」
というのを、テレビで見た時、人間不信になりそうになったんですが、結局どう見えるかが大事なので、迫力を出す為に、わざとらしい影を描くというのは模型でもアリだと思っています。
そういう気付きをくれたフェイクおっぱいメイク、ありがとう。
そうこうしてると、いつの間にか全身に色が付いているので、自分の頃合いで切り上げると良いでしょう。
塗装は止め時が分からなくなり、
「もうちょっとこれ足そうかな...」
を繰り返し、おかしな色に。
そして最終洗浄《アルマゲドボン》を迎える。
というのはモデラーが繰り返す負の歴史ですので、エアロスミスを熱唱しながら最終洗浄《アルマゲドボン》は全力で回避しましょう。
ちなみに僕は、同じキットで6回ドボンしたことがあります。
と、こんな感じで組上がり、手近にあった飾り台に仮固定。
一応自立もする(凄いバランス、見事な重心です)んですが、重量がかなりあるので固定推奨です。
ホビージャパンさんでの連載コラム、「H.M.S.」でも源造さんの作った鬼はめちゃくちゃマッシブでたまらん仕上がりでしたが、このベリアルも鬼同様、マッシブで隆々な肉体と全身に刻まれたモールドを存分に堪能出来る良キット。
再販の予定はなく、残り少なくなってきているそうです。
アレンジ強いと版権が何度も下りないとか、そういう事情もあると思うので、押さえておくべき。
ブース番号は2-07-02 G-worksさんです!
ハイパーウルトラマッチョ星人を作ったと思えば、
新作はスーパーガリガリガリ勉星人のクール星人が新作なので、源造さんのアレンジセンスと造形力の高さに
おどろキングジョー!!!
お後がよろしいようで!!
よろしいですよね?!よし!!!
ではでは本日はこのへんで。
∴桑原∴

















