サマリ鉄窒素の磁石を窒素が抜けないように高圧炉で焼結してはと書いたのですが。普通に売れて炉の検討をしていると聞こえ。

 知多工場さんと中津川さんで争っていると聞こえ。高圧窒素焼結炉の置き場として知多工場さんは窒素が安く手に入ると思うよ。日鉄さん内から窒素がパイプで引かれていて。

 知多工場さんから本社が仕事獲得料を貰いたいと聞こえ。鋼材の収支ではなく。圧造工場さんも、帯鋼工場さんも知多工場さん内には有るのですが、違うセクションで。磁石を鋼材の売り上げには出来ないので、どういう事になるかな???とは思われます。まあ引き続き研究が溶解して**電子さんが作って機能材料の売り上げなのかな???

 中津川さんにも溶解、整形、脱バインダー等、磁石が沢山売れれば仕事は来ると思いますよ、能力が足りなければ築地工場さんの粉末工場ですが。焼結炉に大人数は必要なく。最後の着磁は何処だろうかと思いますが。まあ名古屋地区でやれると良いと思います。

 気圧が高くなると窒素代が嵩んでと聞こえ。炉の方はね。スピードは研究所さんの考える事なのですが、10気圧2基よりは、20気圧1基が安くて。元々鋼の高圧炉が僅かに有ってそれを使うのはそれで良いのでしょうけど。10気圧の炉が星崎さんに有るのも窒素代は20気圧炉を思うと半額な訳ですね。

 

 MTFはと聞こえ。1気圧用の炉でな。扉とかフランジとか何十㎜も元々有って20倍の強度にするのは現実的でないのです。焼結モジュール、搬送モジュールも、保温モジュール全部20気圧にする必要が有り。

 ガス冷なんて要らないと聞こえ。冷却時間が1時間とかガス冷が付いても言っているでしょ。まあガス冷が無いと冷却時間が数時間にはなりますよ。例えばネオジ用の連続焼結炉にもガス冷室は付いていますよ。ガス冷は1時間もしないのではと聞こえ。金型だと1時間以上かかりますよ。磁石については10気圧でやって有ることを前提に話して下さい。それより正確に解る訳が無いので。小さい磁石なら冷えるのはもっと早いかもしれませんね。アイシンさんの場合鋼を、1時間、1気圧程度で出していますね。カーボン電極を使いたければ、かなり低く温度を押さえる必要が有って。アイシンさんは何℃で出しているかな???いや炉冷でどうしてもやりたければ、10気圧で炉冷してみて判断してください。500㎏何故入るのと聞こえ。長ければ1500㎏と言っていますからね。ヒーターが上下無しで、ローラーも無いからですよ。MTFでも500㎏入るでしょ。6面ヒーターだけど、内部搬送装置が無ければ。

 少し引けないかと聞こえ。ガス冷を無くすのは極論ですが。500㎏ガス冷と同じガス冷装置が付いているだけでも良いと思いますよ。風量を3倍にしようとしなくても。もっと引けばモーターの回転数を落とす事になりますよ。20気圧で同じ風量と言うと、それだけで幾らか高いので。

 MTFの方が急冷炉より少し大きくてと聞こえ。直径の事ね。じゃあ普通の急冷炉より高いのか。1500㎏は奥行を3倍取ろうと思っただけですよ。普通の連続真空炉にしても標準タイプで500㎏入りませんか。フォークで3mのトレーでもなんとかなりませんか。上下開口の横から空気を入れられるからかと聞こえ。そうだよ。

 フォークリフトとして1.5tはそう大きくないけど3mは長いのかと聞こえ。まあ幅は調整が利くことが多く、3mは大きいフォークリフトに思えるでしょうね。

 ローラーはと聞こえ。20気圧ガス冷炉としては無理が有るのです。連続焼結炉で解っているのです。ローラーの開口部を強度的に設けられないのです。炉内にはと聞こえ、私が片側炉内に入れられないかとしたのですが、チェーン等が無いと駆動出来なくて。場所を取ってしまうのです。

 フォーク無理が有りますか???不可能なら考えますよ。単に3~4t用のフォークリフトのフォークが、1.5mの所3mにしてしまえばよいのですよ。フォークが長いとモーメント上倍きついので3~4tなのですが。

 3mのトレーが扱いにくくないかと聞こえ。フォークが3m有れば、1mのトレー3個でも大丈夫だから。

 炉蓋との緩衝はと聞こえ。180℃開けばよいのですが、横はスペースが必要で、それがもったいなければ上です。横のスペースは電源トランス等は置けて。フォークリフトの通路は広い物になりますが。スライドにしたいと聞こえ。閉めた状態で圧力に勝たないといけませんが、STCや連続真空焼結炉の中間扉が上スライドなのでなるほどと思います。圧に堪える方法はと聞こえ。自動で無くて良ければ、デカいネジで締めるのですよ。ネジ締めの強さはと聞こえ。トルクレンチと言う物が有って。自動にはと聞こえ。熱処理設計室にお尋ねください。私も作ったことは無くて。詳細まで全部解る人は作ったことの有る人で。ペットボトルの蓋でも回せば閉められるのですが、じゃあモーターがどう付くのとか、その圧のスライドがどうなるのとか私も知らなくて、20気圧設計をどうやってやるのとか。ネジでも20気圧設計は必要ではと聞こえ。1本のネジで何t持つかとかは大体解ってないと何の設計も出来ないでしょ。

 M39と言うのでも10本は要るかなと思われるのですが。

ネジの強度区分と保証荷重の関係-各サイズの一覧とグラフ化- MECHA-TSUKU(自動化をもっと簡単に)

 M39の良い奴が約1000kNでな。100tの意味なのです。で20気圧は200t/m2で、4m2も有ると800t/m2なのです。もっと小さい物で数十個の方が良いかもしれませんが。後は安全率をどう計算するかなのですが。まあ最初見た文献は10程度だったのです。繰り返しだけど片振りだとかね。そういう事を考慮して下げるのですが。

 

 ボルトナットかボルトだけで材料にねじ切ると言う方法が有ります。ボルトナットの方が強いのではと聞こえ。そうも出来ますが、ボルトを締めるときにナットを固定しておく必要が有り毎回チャージのたびに締めるなら幾らか手間が発生しますよ。ネジを材料に切る分高いと思ったと聞こえ、そこは相談してください。自動の話で無くて申し訳ないのですけど。操業上大変なので。

 

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