フォルクスの ソフトを変える クリアーに

今日のクローズアップ現代はフォルクスワーゲン車の、環境装置の不正の話でした。
元々少し知っていたニュースで、どうなることかと思ったのですが。
試験と、実走行で排ガス処理装置に出している信号が違い、
そこが不正なのが番組で解りました。
試験時と同じモードで走行すれば基本的には問題ない訳だ。
まあ他社の車も試験と実走行で排ガス処理能力に違いは有るらしく。
燃費も試験のカタログ値ほど燃費の良い車は無いですしね。
個人的には、排ガス処理装置が新しいか古いだけでも違ったりする気がします。
ウォルクスワーゲンの失速は限定的な物の様な気がしました。
ハイブリットで強い日本が勝つは、少し有利な気がしますが。
マツダ辺りはディーゼルで頑張っている気もしました。
アメリカ人は不正に対しては厳しいので、罰金の様な物は大きいのかもしれません。

私が調べた感じでは、日本の場合、燃費とNOXは両方室内での試験で、燃費がNOX除去装置を外して良くなるのは、カタログ値では無く、実走行燃費だけなのではと感じます。

試験方法を模索する動きがと出て来ました。
抜き打ち試験で大体を測定するには外でも良いのですが。
各社に共通の試験をしようと思うと、室外だと気温や風向きが違えば変わってしまいますし。
信号機は無く、坂は有るなんて言う試験コースが必要になると思われます。

話は少し変わりますが、私が昔考えた脱NOX技術です。

NOXと言っても、NOが吸着しにくく、NO2なら吸着しやすいというのを昔は解っておらずに書いたかもしれません。
以下ホームページの図では、NOxをPt触媒で、NO2(強酸)に変えたのち、KやBa(アルカリ)に吸着し、時々還元するとなっています。

多孔質材料にアルカリ剤を添着させることで飛躍的に吸着剤の面積を増やせます。
Na等の添着活性炭が有名ですが、燃える心配があり、珪藻土等の多孔質に添着で良い気がします。
粒状の活性炭で、案外ガスを通し性能が出るのです。

普通のエンジンの触媒の場合、表面積を増やす前に、触媒の白金類が高すぎて、その様な事はしないのですが、燃料電池の触媒になってくると表面積を上げたりするのです。
カリウム辺りなら、、表面積が増えても安い気がして。

CaOの使い捨て吸着剤と言うのも書いたのですが、フィルターが無いと、外に出てしまい、温度上、黒鉛の微粒子除去のセラミックフィルターが有るには有るのですが、逆洗する必要が有り、複雑になる気がして、一度書いたのですが問題山積に思えてきました。
ごみ処理で、排ガスの酸を除去する技術はCaOに吸着して使い捨てなのです。