ハッピーメリークリスマス!
一年で一番ハッピーな一日を、イカガオ過ゴシー?

先日、20日より六行会ホールにて出演させて頂いた、

音楽劇『Nutcracker -くるみ割り人形-』が無事に全6公演終了しました!





まず初めに、観に来て下さった皆さん、応援して下さった皆さん。そして、花を贈ってくれた方、お手紙やプレゼントを下さった方、本当にありがとうございました!

クリスマスを前に、まさに持ってこい!な今作品。観に来て下さった方への素敵なクリスマスプレゼントになるような、心が温まる作品に仕上がっていたでしょうか?
ぼくらキャストは、真心込めて作品創りに取り組みました!




今回はキャストが約40人の大所帯で、その3分の2が女性キャスト。肩身が狭いなーなんて、男性キャスト陣と稽古始めは冗談で話してたんですけど、最後まで肩身は狭かったような。笑
キャストは皆初共演で、個人的にも女性キャストか多いのは初めての環境だったので新鮮でしたし、ダンスと歌とお芝居の融合で、作品の世界観が生まれてくる。先輩の役者陣のお芝居のパワーや繊細さは勉強になり、新鮮でした。

今回、寺山修司さんの原作を元に仕上がった台本。初めて目を通した時、懐かしい気持ちになりました。
大人になっていくにつれて、忘れてしまいがちな子供心。
劇中のドロッセルマイヤーおじさんの台詞に『目をつぶると見えて、目を開けると消えてしまうもの』と言ってました。クララは成長したことで『夢』と答えを見つけ出すことが出来ましたね。
もちろんそれが答えだと思いますが、本当に『大切なモノ』は目には見えないのじゃないかなと、ぼくなりの解釈ですが。それは愛であったり、純粋な気持ちであったり。それこそ、子供の頃の心。こう、例えを言葉にしてしまえば簡単なので、観に来て下さったあなたにとっての『大切なモノ』を見つけてもらえていたら、幸せです。クリスマス前やしね!

外側はファンタジーで、個性豊かなキャラクターで溢れるポップな作品である反面、内側は人間の本質に迫っているような、今の社会にも訴えれるような、そんな台詞が作品中に飛び交っていて。そこに寺山修司さんの本の奥深さがあり、面白さがあり、そして、良い意味で悩んで悩まされた期間でした。





今回の役作り、役へのアプローチ。
くるみ割り人形と、コッペリウスの二役やらせて頂きました。特にコッペリウス。誠実に、誠実に。そこだけでした。クララ役の智ちゃんが、年下とは思えない程しっかりしていたので、引っ張られては引っ張って、限られた稽古時間でしたがぼくらなりの二人の関係性を作れたように思います。ありがとう!智ちゃん!




見て下さった方は分かると思いますが、このストーリーは単なる夢の話だったでしょうか?ぼくにはそうは思いません。自分が主人公になりきって、クララと一緒に冒険できたなら、きっと観劇後は色んな妄想を描きながら、十人十色の自分の解釈で持ち帰ってもらえる。そんな作品だったような。

『あの話よく分からなかったー!頭整理したいからちょっと話さない?』って、言われてたら、それが今一番嬉しい褒め言葉ですね。

最後に、この場をお借りして。今回のカンパニーを引っ張ってくれた演出の宇治川さんはじめスタッフの皆さん、影でぼくら一人一人のキャストを見てくれてた座長の太輔さん初め稽古場作りをしてくれたキャストの皆さん、ありがとうございました!

2013
年を締めくくる素敵な作品でした!お父さんみたいな、お母さんみたいな、お兄ちゃんみたいな、お姉ちゃんみたいな、弟みたいな、妹みたいな。そんな大家族のみたいな、キャストの皆さんに出逢えた事。そして、この作品を創れて、それを皆さんに見えもらえて笑顔で帰って貰えてたら、それがぼくにとっての今年のクリスマスプレゼントです。

じゃ、最後に写真をざーっと。




父さんと。おヒゲをお揃いにしてみました。





皆良い笑顔ですね。




コッペの衣装。

いやー楽しかった!
次は30日に今年の締めのガチライブ!今週はラジオで、オリジナル曲も流れてるので、是非チェックお願いしますね!

さー30日に向けてイメチェンしゃなね。ぐふふ。

それでは、皆さん。
残りも僅かになりましたけど、最後まで素敵なクリスマスを!いい夢見てねー!






ぼくは母親と過ごしましたよー!
オカンと過ごすクリスマスも悪くないのである。





次はガチライブ、赤坂BLIZでお会いしましょう。
ほなまたー!Σ( ̄。 ̄ノ)


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