昨日は暇だったので、久しぶりに組み立てる

時にどのようにしているのかをご紹介。


cinelli/チネリのExperience/エクスペリエンス

カンパのヴェローチェ仕様です。


箱から出すとこんな感じ



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これがいわゆる7分組の状態

ここから梱包を外し、外傷・塗装に不具合が無いか

などを確認しつつ組み立て準備に入ります。



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何も問題ないようなので・・・


幾つかチェックするところの一部をご紹介




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グリスが塗られずに組み付けているので小さい部分まで分解して

一本一本にグリスや緩み止め(ロックタイト)などを塗布します。


これだけの事ですが、乗車中の音鳴りやガタつきなど

を未然に防ぐことができるのです。


次に車輪をチェック!



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このやじろべーの様なもの何か分かりますか?




車輪の左右のセンターを確認する工具です。

最近ではコンプリートホイールが増えてきていますが、

メーカーによっては左右対称になっていないのが

結構多いのですよ。


リア側もちゃんと確認


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すると・・・


やっぱり!


分かりますか、この違い!



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スプロケットの付いている側(右)と反対側(左)とで

僅か(名刺の分厚さ位)にズレていました!


正直、これくらいであれば全然許容範囲ですが、

ちゃんと修正してあげました。


あと、意外に見えないところですがこんな所も


くわはら自転車のブログ 加工前


ケーブル類の先端部分を研磨し、インナー

ワイヤーがスムーズに動くようにしてあげます。

くわはら自転車のブログ 加工後


ちょっと写真がボケて見えにくいですが、

違いが分かると思います。



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このような作業(一部)をしながらやっと組みあがりました!



よく値段の割にはコンポーネントがね・・・と言う会話

を耳にします。


チネリは値段だけでみると高く感じられるのですが、

さまざまな経験から製品を生み出すことを信念とし、

更に遊び心を加えているところがプライスレス!

アルミフレームにはコロンバスのエアプレーンを

採用したり、ケーブル類をフレームの中に内蔵したり、

こんなところにサイコロをつけたり。



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リアブレーキの台座部分です。

遊び心が出てます。



サイコロの6の裏はなんでしょう?






まさか・・・




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見えにくいですが、裏側にはちゃんと1が!



さすがチネリ!



店頭にて実物を一度、ご覧ください。