今年の冬は実がさっぱりついてない木々が多く、白樺等の種子もさっぱりだったようで、ご馳走を目当てに入って来る冬鳥が来ないどころか、野鳥さんの姿すらあまり見ない朝が多いさっぱりな冬でした。なので、今冬は実がさっぱりついてなかった最近のナナカマドの木が気になるところですが、あっ、ハナムグリくんがナナカマドの花に向かって飛んでいました。

 

 

ご馳走のナナカマドの花蜜を吸うのですね。今年はナナカマドの花がよく咲いているので、実がたくさん付けば来冬の野鳥さんたちのご馳走になるでしょうか・・・夏の天候も気になってきます。それにしても、この花、全然咲かない年とよく咲く年があるのですが、どうしてでしょう・・・ハナムグリくん? すると・・・

 

「咲いてるから蜜を吸ってるところなんだよね・・・♪」 数日前の早朝のハナムグリくんです。

 

「最近は葉っぱが生い茂って、野鳥さんの姿が見えなくなってると思いますが、葉っぱが茂る前のボクです・・・♪」とニュウナイスズメくんです。

 

葉っぱが茂る前なので、枝からぶら下がってるご馳走とニュウナイスズメくんの姿がよく見えるようです。

 

「ご馳走にパタパタ・・・♪」とニュウナイスズメくんです。

 

イタヤカエデにまだ黄色い花があった頃、その黄色い花を咥えたハシブトガラくんです。

 

「これはミズナラの花です。ボクにはご馳走になるんだけどね・・・♪」とヤマガラくんです。

 

人懐っこいヤマガラがいないこの地域では、ミズナラの花はご馳走のようです。すると・・・

 

首を傾げた正面顔でそのお花を食べるヤマガラくんです。

 

その6日後の早朝、同じミズナラの木にヤマガラくんがいました。

 

「葉っぱ、大きくなったね・・・♪」とヤマガラくんです。

 

ヤマガラくんの姿が何とか葉っぱの隙間から見える感じになっていました。茂った葉っぱで野鳥さんが見えない季節が始まっていました。でも、それは毎年のことなので・・・

 

ご馳走のお花を食べるヤマガラくんです。

 

その1週間後の早朝、「手前にも葉っぱ、後ろにも葉っぱ、枝には黄色い身体のボクです。」とキビタキくんです。

 

「葉っぱの緑も濃くなったよね・・・♪」とキビタキくんです。

 

緑色の季節が始まっていたようです。

(5月9日、10日、14日、15日、22日早朝撮影)

 

ありがとうございました。