つい先日、気になっていたボルネオ島のマンディブラリスを見かけ、ブリードについて聞いている内に想定より今の自身の環境に適していそうなことと丁度ブリードの頃合いのペアだった為購入に至った。



サイズは大きくないものの赤みと少し湾曲した大顎に購入して良かったと嬉しさが込み上げる。










♀は45mmとそれなりのサイズとなる。


飼育レコードが107.7mm、野外レコードが112mmと野外レコードの方が大きい為、伸びしろはまだまだありそうな種と言える。


特に体長が100mmを超える割に幼虫期間がそこまで長いという話も聞かず、他の方の飼育記事を拝見すると1年未満で羽化し100mm未満がほとんどであった。

  

やはり疑問なのが温度帯で生息地は標高1000m以上らしいので低温に落としてブリードした方が良いのか、暫くはある程度温度を上げて成長させ、どこかのタイミングで温度を下げた方が良いのか色々と考えさせられるものである。


個人的な推測は、2令迄は産卵温度でそれ以降は20℃未満で管理し、少しずつ幼虫期間を伸ばすこと。食が細そうなのでなるべくボトル交換の頻度を減らし2本羽化

を目指す方が大型になるのではないかと思う。


とはいえ、やってみなければ分からない。


また、マンディブラリスは♀に寄って産卵数の差が激しいとも聞くので無事に産卵してくれるかがこの種の山場かもしれないと感じる。



ひとまずこの種を累代する為にまずは孵化する所までスムーズに運んで行きたい。