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2015-02-26

体調不良オンパレード

テーマ:エッセイ
あ~ ちくしょう、風邪ひいた。

娘がもうすぐ受験だというのに、俺、何やってんだ。


喉が痛い。

咳が止まらない。

痰も出る。

鼻水も出る。

熱は、そんなに出ない。


だから、体は動く。

無意識に、動けてしまう。


だから、精神的に休めない。

緊張ばっかりで、弛緩できない。


動けるけど、動きが鈍い。

無駄に、ふうふう言っている。


ああ、自分がもどかしい。


怪我も、完全には治っていない。

新たに、色んなところを痛めている。


映画の記事は、あと2本書けるけど、まだ書けない。

映画に行きたいけど、体力気力が付いてこない。


ああ、イライラ。

自分に、イライラ。



今日は、16回目の結婚記念日。

俺が体調不良なので、どこも連れて行けない。

何もないのも寂しいので、ロールケーキを買って来た。

それで今日は、何とかごまかした。



ここ数日、悪夢をよく見る。

どれも、今の自分を反映しているかのようだ。


もがきながらも、少しずつ、前に進んでいると信じたい。



…俺、ちゃんとやれているのかな。

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2015-02-20

映画 「毛皮のヴィーナス」

テーマ:洋画
これは、「逆転」ではなく、「順転」なんじゃないかな。


ロマン・ポランスキー監督は、天才であり、冒険家だと思います。

以前紹介した「おとなのけんか」では、4人の物語でした。

しかし今回は、出演者がたったの2人!

人がやたらにウジャウジャ出てくる「エクソダス」よりも、

こっちの方が100倍面白かったですね(笑)


80歳にして、まだまだ探究心が強いですなあ、さすが。




オーディションに遅れてやって来た女性と、演出家の男性が登場します。

もう終わっちゃったよ。いいじゃん別に。いいから帰んなさい。

そんな~帰れだなんてひどいわ…シクシク。

まいったなあ、しょうがないから少しだけだよ。


そんな感じで、映画は始まります。


男は、プライドの高いプロフェッショナル。

女は、無教養な雰囲気を装った謎のキャラクター。



劇場を舞台に、2人の会話だけで、物語は進んで行きます。

彼らの駆け引きが、実にスリリングで面白い。


女を演じるのは、エマニュエル・セニエ。ポランスキー監督の奥様ですね。

「赤い航路」の妖艶な演技が見事だったのを、よく覚えています。

俺より1コ上の熟女ですが、相変わらず強烈なオーラを放っています。

しかしまあ、迫力のある女優さんですね~


男を演じるのは、マチュー・アマルリック。

おお、「潜水服は蝶の夢を見る」の彼ですね。

あの時は目ヂカラが半端じゃなかったので、今回も目つきに注目です。

うろたえる時の演技が、ゾクゾクしましたね~



この2人を見ていると、演じることの楽しさが伝わってくるような気がします。

生き生きと演じるって、きっと気持ちのいいことなんでしょうね。



原作は、ザッヘル・マゾッホの「毛皮を着たヴィーナス」

女を見下していた自分が、いつの間にか魅了され、とりこになってしまう。

翻弄され、見透かされ、操られることを、気持ちよく感じてしまう。


あはは、ポランスキーらしさ爆発ですね☆



俺は、立場が逆転したとは思わないんですね。

もしかしたらこうなることを、お互いに望んでいたのかもしれないから。


誰かと誰かが出会い、お互いの魅力を知って、心が変化していく。

命令や強制ではなく、双方の気持ちよさを追求していく、楽しい作業。


究極の調教って、こんな雰囲気なのかも…



この映画は、想像力が乏しい人には、ひたすら退屈かもしれません。

視覚的な刺激だけを求める人には、難しい題材かもしれません。


もしかすると、「見る相手を選ぶ映画」だったりして。

そうすると、俺は「選ばれた観客」なのかなあ…やったね☆




人の心って、不思議だと思う。

出会いって、不思議だと思う。


人を好きになったり、嫌いになったり。

それも、相手との出会いがなければ、あり得ないこと。


そういう出会いの中で、運命的なものを感じる瞬間がある。

話せば話すほど、どんどん会話が深くなっていく時がある。


それは、恋愛とか友情とか、そんなに安っぽい言葉では表現できない世界。

その人と話さずにはいられない、という衝動。

その人と一緒に、心を探求していく作業。

それは、決して苦痛ではなく、楽しい行為なのだ。



この映画は、大人の心を持つ人に向けた、甘美なメッセージ。

知性と教養がなくても、感覚で味わえる、奥深い作品です。


これはまさに、芸術の領域ですね。



自分の中に眠っている、潜在的な願望がきっとある。

それを優しく目覚めさせてくれる存在が、身近にいたらいいと思いませんか。


かりそめの自分ではなく、本来の自分に近づいていく。

いくら考えてもわからなかったことが、ある瞬間に理解できる。

自分の居心地のいい場所が、見つかったような気分になる。


だから、「逆転」ではなく、「順転」と言いたい。

だって、「気持ちいい方向」に向かっているんだから。


どうか、怖がらないで。慌てないで。

安心して、静かに身を委ねましょう。



…素敵な世界へ、ご案内。






【作品データ】


監督:ロマン・ポランスキー 原作:レオポルド・フォン・ザッヘル・マゾッホ

脚本:ロマン・ポランスキー デヴィッド・アイヴス

撮影:パヴェル・エデルマン 音楽:アレクサンドル・デスプラ

出演:エマニュエル・セニエ マチュー・アマルリック


 (2013年フランス・ポーランド合作 上映時間:96分)



☆第39回セザール賞 最優秀監督賞受賞

☆第19回リュミエール賞 脚色賞受賞








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2015-02-19

映画 「天才スピヴェット」

テーマ:洋画
頭がいい人は、苦悩も多い。深読みしたら、きりがない。


ジャン・ピエール・ジュネ監督最新作。

今回は、10歳の科学者の物語です。


モンタナ州にすむスピヴェット君は、頭脳が優れていました。

しかし、家族にとって、彼の存在感は薄いものでした。

彼よりも、活発で陽気な弟の方を、両親と姉は大切にしているようでした。

スピヴェット君は、何とか家族の役に立ちたいと思い、彼はがんばりました。

しかし、不慮の事故で、家族の太陽だった弟が死んでしまいます。

失意の彼は、「自分が死ねばよかった」と思います。



この映画は、「健全な感動作」のように宣伝されていますが、

決して、陽気なファンタジーではありません。

むしろ、ダークな要素をストレートに提示し、考えさせる構成になっています。


「アメリ」の監督だから、家族揃って見られるほのぼの系の映画だろう。

そう思って期待して見ると、後味の悪い思いをする可能性がありますのでご注意。


俺は、「アメリ」はブラックジョークの映画だと思っていますし、

「デリカテッセン」や「ロング・エンゲージメント」の方が、作品としては好きです。


本作は、間違いなく「見る者に考えさせる」映画だと俺は思います。

そういう意味では、ジュネ監督が投げかけた、人類へのメッセージと言えるかも。



さて、スピヴェット君(あ~言いにくい名前だこと)は、ある発明をします。

それを科学雑誌に投稿したところ、あっさり掲載されました。

ところが、あちら側は、それを発明したのが少年だとは思わなかったのです…


予告や宣伝でもさんざんネタバレしているので、ここまでは俺も書きましょう。

でも、これ以上は言いませんよ~



「頭がいい」っていう言葉は、必ずしも「褒め言葉」とは限りません。

むしろ、相手を悪く言う時に用いられることが多かったりするのです。


スピヴェット君は、自分の頭脳は、家族の役に立っていないと思っています。

そう思わせた原因は、映画を見ているとわかります。

これに関しては、色んな意見があるでしょう。

弟が死んだ原因にしても、色んな考え方があるでしょう。


ジュネ監督は、想像力を刺激するスタイルの監督です。

おしつけがましく「結論を1つ」になどしません。

だから、「説明不足」とか「何の解決にもなっていない」とこぼす人は、

映画の見方が浅いんじゃないかって、俺は思うんですね。


これだけ丁寧な表現で、時間をかけてじっくり見せてくれているのに、

これで「不親切」だなんて言う人は、よほど鈍感なんでしょう。

そういう心が、子供の純粋な気持ちを無視してしまうのです。


子供の態度や性格は、親の態度や性格の反映です。

子供がかわいくないと感じるのは、かわいがっていないから。

子供が親の気持ちを理解していないと嘆く人は、子供の気持ちを理解していないから。

むしろ、子供の方が、親の気持ちを敏感に察知し、気を遣っているかもしれない。


この映画、とっても深い内容ですね。



俺、ロバート・レッドフォードが監督した「普通の人々」を思い出しました。

本作は、この映画の「明るい版」といったところですね。


それと、昨年見た「インターステラー」も記憶が新しいです。

それから、「シンプル・シモン」も、本作に似ていますね。


どの映画も、同じことを主題にしているような気がするんです。




映画というのは、それ1本だけで思考が終わるわけじゃないんです。


ある映画でわからなかったことが、別の映画でわかることがある。

ずっと考えていたことが、映画を見て突然わかる時がある。

全然別の映画同士が、あるキーワードにつながってしまう瞬間がある。


映画を見続けていると、色んな奇跡が起こるんです。


突然。偶然。それとも必然。

これはたしか、NHKドラマ「ごちそうさん」の主題歌だったかな。

どう思うかは、自分の自由でいいのです。

俺は、どんなに馬鹿にされても、虐待されても、自分の感じ方だけは自由でいたい。

だれも、俺の心を束縛することはできないのです。


『…お前は間違っている。』

よく言われる言葉です。もう何千回も言われ続けた言葉です。


たしかに、間違っているかもしれない。

でも、それがどうした。

人にそれぞれ個性があるように、感じ方は十人十色でいいのだ。

感じ方に、正解も不正解もない。

自分の心に蓋をして閉じ込めて、封印してしまうことの方が問題なのだ。



思考というのは、必ずしも実用的なことばかりじゃない。

実際の生活で役に立たないようなことでも、考える価値は充分にあるのだ。

考えることを楽しいと感じるようになれば、感性が育っていく。

子供の頃の純粋な感性を磨いていくと、それはだんだん輝きを増していく。

育った環境や、いい仲間たちとの出会いによって、より美しい形になっていく。


本作のスピヴェット少年は、不幸だけど幸運だと思います。

そして何よりも、しっかりと生きている彼の生き様が美しい。


彼の人生は、彼だからこそ、生きられる。

だから俺は、彼が羨ましいとは思わない。


彼には、彼の人生があり、彼の生き方があり、彼の感性がある。

俺には、俺の人生があり、俺の生き方があり、俺の感性がある。



これは、見る価値のある映画です。

これは、考えることを刺激する映画です。

そして、感性を磨くきっかけを与えてくれる映画です。



つらいことがあっても、心を閉じないで。

そういうメッセージが、伝わってくるような気がします。



…天才は、忘れた頃にやって来る。


あなたの周りに、天才がいるかもしれませんね☆



【作品データ】

監督:ジャン・ピエール・ジュネ 原作:ライフ・ラーセン
脚本:ジャン・ピエール・ジュネ ギョーム・ローラン
撮影:トマス・ハードマイヤー
出演:カイル・キャトレット ヘレナ・ボナム・カーター
   カラム・キース・レニー ジェイコブ・デイヴィーズ
   ニーアム・ウィルソン ドミニク・ピノン ジュディ・デイビス

 (2013年フランス・カナダ合作 上映時間:105分)


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2015-02-18

映画 「エクソダス 神と王」

テーマ:アニメ・特撮
神様とタメ口で話す場面が爆笑で、インパクト絶大でした。


「exodus」とは、「集団移動」を意味します。

旧約聖書の「出エジプト記」のタイトルとしても有名。

「民族の解放」という言い方がふさわしいのかな。


セシル・B・デミル監督の「十誡」が公開されたのは、1923年。

自身でリメイクした「十戒」が公開されたのは、1956年。


そこからさらに58年経って、新たに製作されたのが、本作です。

上映時間は2時間半と長尺ですが、56年版が3時間48分だったことを考えると、

このくらいでも、駆け足で慌しく進んでいるような気がしますね。


俺としては、荘厳な雰囲気を想像していたんですが…

いやあ、ぶっ飛んだバカ映画でしたね~♪


マーティン・スコセッシ監督「最後の誘惑」も、かなりヒドかったんですが、

本作もなかなかやらかしてくれます(笑)


神様が、笑えます。

その神様と、タメ口で口論するモーセが、さらに笑いを誘います。

(モーゼは英語読みなので、日本聖書教会の聖書に従って、モーセと表記します)



いやあ、クリスチャン・ベールは、面白い俳優ですね~

こんなモーセなら、俺も従っていくかもしれんなあ。


登場した時点で、存在感あり過ぎ。

ラメセスの方が、すでに影が薄くて、負けちゃってますなあ。

こりゃあ、モーセのビジュアルと才能に嫉妬しまくりのキャラだと一目瞭然。

後半、えらいことになるなあという想像が膨らみます。


大体、聖書の記述だと、モーセという男は、「口も重く、舌も重い」とあります。

神様が何度も説得しますが、モーセは、何度も断ります。

そげな大それたこと、オラに言われても困るべ~って感じ。

「たそがれ清兵衛」で、お上の言いつけを断る場面のイメージと似ています。

しかしまあ、聖書の神様って、ムチャぶりが多いんですよね~



本作のモーセは、精悍で見事な顔つきで、言葉も流暢。

こりゃあ、神の使いにならなけりゃ、相当なワルになってますね(笑)



スタイルとしては、「兄弟」の物語になっています。

巨匠リドリー・スコット監督が、亡くなった弟トニーに捧げた映画らしいです。

こんなもん捧げられても、トニーが困っているんじゃないかなあ…

内容は、「グラディエーター」とほぼおんなじ映画ですな。

ホアキン・フェニックスと、本作の王様がかぶりますね(汗)


虫や爬虫類が苦手な人は、見ない方がいいかも。

結構ダイレクトに気持ち悪いモノが、画面いっぱいに広がりますから(鳥肌)


そうそう、ベン・キングスレーが出演していました。

彼は、ガンジーを演じた名優。

彼が登場すると、画面が締まりますね☆


シガニー・ウィーバーも出演していますので、探してみて下さい。



「ノア」といい、「サン・オブ・ゴッド」といい、

聖書を題材にした映画が最近はやたら多いので、これはアメリカの国家戦略なのかも。

ぜひ、イスラム教の皆様も、がんばって何か作って下さい。

映画って、宗教のイメージアップにはもってこいのジャンルですから。



俺は、モーセという人間性に、何だかとても親しみを感じた男です。

それだけに、本作の主人公は、この人は誰?って思いました。


聖書を歴史書として捉えるか、おとぎ話として捉えるかどうかで、解釈は様々。

想像力を駆使して、色んな物語を生み出すのも、創造する楽しさでもあります。


何事も、一方向からだけの見方は、不健全でしょう。

だから、こんなのも面白いかもなあって柔軟に考えれば、充分楽しめるでしょう。



聖書って、変な本だけど、なかなか奥が深いですね。








【作品データ】

監督:リドリー・スコット 脚本:スティーヴン・ザイリアン
原案:ビル・カレッジ 撮影:ダリウス・ウォルスキー
音楽:アルベルト・イグレシアス
出演:クリスチャン・ベール ジョエル・エドガートン
   ジョン・タトゥーロ アンロン・ポール
   シガニー・ウィーバー ベン・キングスレー

 (2014年アメリカ 上映時間:150分)

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2015-02-17

映画 「ワイルドカード」

テーマ:洋画
己の弱点を理解してこそ、真に強くなれるのだ。


ジェイソン・ステイサム最新作。

今回の舞台は、ラスベガスの街。

彼の役柄は、裏社会の用心棒。しかも、元特殊部隊だった男(笑)

いやあ、コテコテの設定ですね~


腕っぷしは強いけど、結構マヌケなキャラなので、親しみが持てます。

ガイ・リッチー監督の「スナッチ」の延長のようなイメージかも。


俺は個人的に、彼はどちらかというと脇役の方がカッコいいと思っています。

あまり強過ぎると、スティーヴン・セガールみたいになってしまうので、

彼の場合、ナイーブな演技で人間らしさを強調するのが大事。

肉体は鋼のようだけど、声はかすれ気味でセクシー。

「ゴッドファーザー」のマーロン・ブランドを思い出しますな。


この映画は、予告編の出来がいい。

出来が良過ぎて、本編より面白い。


そこが、マズい。


オイシイところをほとんど全部予告編でバラしているので、

映画自体は、まったり退屈な場面の目白押しでございます。


アクション大好きな人にとっては、ちょっと物足りないかも。


始まってからしばらくして、あ、これはイカンと感じました。

視点を変えて、微調整して、何とか楽しむことができました。

そりゃあだって、俺はプロの観客だもん。




「明日に向かって撃て」のおっちゃんが原作だそうですが、

その宣伝文句がかえって足を引っ張っているかもしれませんねえ。


だけど、アクション監督がコリー・ユンなので、

格闘場面は、メチャクチャカッコいいです☆

そこだけは、充分期待してよろしいと思います。



人には誰しも、得意なことと不得意なことがあるもの。

人より秀でているものがあれば、人より劣っているものもある。

強い分だけ、弱さも同居しているんです。


自分の弱いところをちゃんと見ない人は、真の自分から逃げているだけ。

醜い部分をしっかり見つめてこそ、美しさを出力できるものなのだ。



人は、成功したり失敗したりする生き物。

ラスベガスという街には、魔物が棲んでいるのかもしれない。


「シン・シティ2」を見た時は、出てくる人物が怪獣みたいに強いので、

肉体的な痛みも、心の痛みもほとんど感じませんでした。


でも、この映画は、色んな意味で、痛い。

絵に描いたようなスカットとするアクションじゃないところが、リアルでいい。

あんまりうまくいってばかりいると、全体的に嘘くさくなっちゃうもんね。



男は、戦うべき時がある。

克服すべき、弱い心がある。

がむしゃらにがんばればいいというものではない。

少しずつ、確実に、自分を高めていけばいいのだ。


ひとりでどうにかなることもあるけど、どうにもならないことがある。

何もかもしっているつもりになっているだけで、

実は何にも理解できていなかった…なんてこともある。


強くなればなるほど、人より弱い部分が際立ってくるのかもしれない。

そこから目をそらさずに、しっかり向き合うことが大切。


ジェイソン・ステイサムの、苦悩する演技に、ご注目下さい。



人間という文字は、「人の間」と書きます。

個性や性格の違う者同士の駆け引きで、社会は成り立っています。


まさに、どういうカードを切るかで、人生が左右されるんですね。

最高の切り札は、時が来るまで大事に取っておく方がいいのかも。

ただし、使い時を間違えないようにしないといけませんね。



勝てば天国、負ければ地獄。

逃げるが勝ちだったり、戦わずしてすでに負けていたりすることも。

何を持って「勝ち」とするのか。どうなったら「負け」なのか。

色んな角度から見て、この映画を楽しみましょう。



信頼は、弱味を見せて、築くもの。

勝って喜び、負けて泣く。

殺し殺され、殴り殴られ、裏切られ。

この世は、つらいことばかり。


夢を見る街、ラスベガス。

金と暴力、人殺し。

一度はおいでよ、ラスベガス。


…最強カードで、運だめし!




【作品データ】

監督:サイモン・ウェスト 原作・脚本:ウィリアム・ゴールドマン
アクション監督:コリー・ユン 撮影:シェリー・ジョンソン
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ジェイソン・ステイサム ソフィア・ベルガラ マイケル・アンガーノ
   マイロ・ヴィンティミリア スタンリー・トゥッチ ポープ・デイヴィス

 (2014年アメリカ PG12 上映時間:92分)








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2015-02-16

ピアノジャック LIVE (新潟LOTS)

テーマ:ライブ
昨日は、家族3人で、ピアノジャックのLIVEを聴いて参りました。

去年は、妻に付き合って2人で行ったんですが、

今年は、娘も一緒に連れて行きました。


ノリノリの2人は、最前列に。

俺は、後ろの方で座って聴いていました。

だって、ずっと立ってるのとか、タオル振り回すの、疲れるんだもん。


右手がまだ完治していないので、手拍子もちょっと遠慮気味(汗)

でも、指パッチンは、左手で何とかなりました。



しかしこの2人、カッコいいですね~

去年よりも今年の方が、お客も大幅に増えたような気がします。


ヨハン・シュトラウス、ベートーベン、モーツァルトなどのクラシック音楽や、

映画「スティング」のテーマ曲など、幅広いジャンルを自由にアレンジしています。

今回は、スィングジャズの曲調もあったりして、すごく楽しめました。


やっぱりライブって、映画とは違った刺激がありますよね。

年に最低1回は、行きたいなあって思います。




どうもここ一週間はずっと、「百円の恋」がずっと脳を支配していたので、

次の映画記事を書こうという気になかなかなれませんでした(笑)

でも、昨夜のライブのおかげで、ようやく俺の時間が動き始めました。


明日から、映画記事を4本連続で執筆する予定です~



というわけで、今夜はこれから、外でひとり飲みして来ます☆

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2015-02-14

第12回 のあのあシアター開催のお知らせ

テーマ:酒&タバコ
のあのあシアターの、次回のプログラムが決まったので、お知らせします。


テーマは、「ショートムービーの魅力」。

短い作品をたくさん見ていただく企画にしました。


候補作品は20を超えたので、厳正に吟味して、ようやく今、決まりました。




① 「机上の空論」(2003年 「JamFilm」より 28分)
  監督:小島淳二 出演:市川実日子 ラーメンズ

② 「木を植えた男」 (1987年 カナダ 30分)
  監督:フレデリック・バック アカデミー短編アニメーション賞受賞作品
  三國連太郎のナレーションでご覧下さい。

③ 「インテリア・デザイン」(2008年「TOKYO!」より 35分)
  監督:ミシェル・ゴンドリー(フランス)
  出演:藤谷文子 加瀬亮 伊藤歩

④ 「人間椅子」(1994年TBSドラマ 17分)
  監督:吉田秋生 声の出演:佐野史郎

⑤ 「DAICONⅢ オープニングアニメーション」(1981年 5分)
  大阪で開催された第20回SF大会で公開された伝説のアニメ。

⑥ 「DAICONⅣ オープニングアニメーション」(1983年 6分)
  同じく第22回SF大会で公開。少女はちょっと大人になりました。

⑦ 「電車男」オープニング(2005年フジテレビ 1分10秒)
  上記2作品を見てからこれを見ると、とても味わい深いものがあります。

⑧ 「陽だまりの詩」(2005年「ZOO」より 13分)
  原作:乙一 監督:水崎淳平 キャラ・絵コンテ:古屋兎丸

⑨ 「ほしのこえ」(2002年 25分)
  新海誠監督のデビュー作。昔のケータイが懐かしいですね。



いや~ 今回は、最終選考に時間がかかりました。

もし好評だったら、次回も企画できるだけの作品数がありますね。


開催日は、3月8日(日)PM3:00スタートです。

作品数が多いので、2回くらい休憩を取ります。


のあのあシアターの、第2シーズンの最終日にふさわしいプログラムになりました。

映画とアニメを愛する皆様、お待ちしています☆
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2015-02-09

主題歌 「百八円の恋」

テーマ:CD
い~い歌ですね~♪

そして、何て美しい歌詞なんでしょう。



 終わったのは 始まったから

 負けたのは 戦ってたから

 別れたのは 出会えたから



唄と演奏は、クリープハイプ。

「さよなら人類」で有名な、たまのあの人ですね。

イカ天って、もう死語かなあ(笑)


この歌は、映画のラストシーンで流れます。

まさに、映画の一部として、屋台骨をしっかり支えている。

プロデューサーの都合で、取って付けたようなテキトーソングではないんです。



脚本と企画書とキャストしか情報がない状態で、オファーされたらしい。

その時の武監督の言葉は、こうだったそうな。


『…この映画を音楽で助けて欲しい。音楽の力を借りたい。』


何だか、ジーンときますね。


音楽は、映画を構成する、大切な要素の1つです。

名場面は、名台詞や俳優の表情とともに、心に記憶されます。

映画は、視覚と聴覚で味わう媒体。

当然ながら、役者さんの声とともに、音楽の力はとても印象に残るんですね。


そういう意味においても、この映画は素晴らしい。


全編にわたって、要所要所に流れる、ブルース系の音色。

オシャレでキレイな場面など、1つもありません。

ひたすら、泥くさく、汗くさい場面の連続。

ダラダラしたやさぐれ女の体臭が匂ってくるような、動物的感覚を味わう世界。


そういう情景だからこそ、光り輝く瞬間がある。


理由なんて、いらない。

理屈も、いらない。

言い訳も弁解もしない。


ただ、絶えず聞こえてくるのは、この思いだけ。



…自分の心に、嘘をつくな。



本気で戦ったことのない者には、一生かかってもわからない世界。

本気で自分と向き合ったことのない者には、想像もつかない世界。


この映画で、何も感じない人もいる。

この映画で、号泣する人もいる。


俺は、この映画で、久々に熱くなりました。



百円の恋だから、消費税が入って百八円の恋。

この八円は、何を意味するんでしょう。

さあ、考えてみて下さい。



今まで、俺が見たボクシング映画の中でも、際立ったものがあります。


この歌を聴く度に、俺は、狂ったようにシャドーボクシングをしてしまいます。



今年の劇場映画7本目にして、いい作品に出会えました。

こういう映画に出会うと、生きててよかったなあと思います。


実は、休日出勤したので、今日は代休だったんです。

もう1回この映画を見に行こうかと思ったんですが、

映画の彼女に、こう言われた気分になりました。


『…こんなあたしの事は忘れて、あんたらしく生きな!』



俺は今日、映画を3本見て来ました。

明日から、記事を順次アップしていきますね。



つらくなった時、死にたくなった時、もうダメだと思った時、

この映画とこの歌を思い出したいと思います。


そして、狂ったようにシャドーボクシングをして、

嫌なことを吹き飛ばします。



両手をケガして、拳も握れなかった状態で、

この映画に出会えたのは、何か意味があるかもしれません。


今週の水曜は祝日なので、ジムは休みです。

左手は回復しましたが、右手はまだ使い物になりません。


だから、再来週こそは、久しぶりにジムに顔を出して、

思いっきりサンドバッグを叩いてみたいです。


この歌を、脳内再生しながら。

安藤サクラの、美しいトレーニング場面を思い出しながら。




…俺の拳よ、甦れ。



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2015-02-09

映画 「百円の恋」 追記

テーマ:邦画
ようやく、心が落ち着いてきました。

この映画を見てから3日間ほど、興奮しっぱなしでしたね(汗)

いやはや、こんなすごい作品に出会えたことを、幸福に感じています。

そして、映画に興奮できる自分の感性に、ひたすら感謝です。



映画ブロガーたる者、映画をたくさん紹介して、見てもらうことが大切なはず。

でも本作は、何だか、人に紹介するのが怖いなあと感じたんです。


映画ブログを9年半以上続けていますが、こんなことは初めてですね。



安藤サクラは、奥田瑛二の娘さんだそうです。

彼女は、中学生時代にボクシングの経験があったそうな。

本作の撮影は、ひきこもりで自堕落な生活をしている“小太り体型”から、

中盤からのめり込んでいく“鋼の体型”を、見事に使い分けています。


彼女の顔つきが、だんだん変わっていくのが、凄まじい。


俺は個人的に、療養中にジムでトレーニングを始めた時のことを思い出しました。

あの頃の俺って、こんな感じだったのかもしれない…

俺の背中を見て、娘が入門を決めたことは、昨日のように覚えています。


格闘技の魅力って、一言では簡単に言えない世界なんですよね。



主人公の言葉は、流暢ではありません。

主人公が好きになる男も、ガサツでぶっきらぼうな性格です。


だけど2人は、縁があって出会いました。

出会うことで、何かが変わりました。


何かが変わる瞬間って、新しい何かが始まるもの。


この映画は、単なる青春映画ではなく、健全なボクシング映画でもなく、

世の中の厳しさに対して、無我夢中で立ち向かう、泥臭い内容です。


女がボクシングをやる映画というと、「ガールファイト」「ラブファイト」

「ミリオンダラー・ベイビー」などがありますが、

本作は、ある部分で突出しています。


それは、“こうきたら、当然こうくるだろう”という期待に、

あっさりと肩透かしを食らわせるところなんじゃないかと思うんです。


普通は、こうやるでしょう。

でも、そうはやりません。

こうやった方が、絶対いいに決まってる。

こういう場合は、こうなるのが自然。


そういう「暗黙の常識」に、ことごとく逆らうこのスタイルがいいのです。

もうすでに死語かと思いますが、「アウトロー」映画というジャンルがあります。

型にはまった映画ばかり見ている人にとっては、違和感ありまくりの映画。


実は、そういう映画こそが、心に残る場合が多いんですね。

何で、ここでこうなるんだろう。

そうしてもっと、スッキリやんないんだろう。

どうしてここのセリフは、こんなに中途半端なんだろう。

何故、重要な場面で、主人公をアップにしないんだろう。



それは、実際の人生がそういうものであり、

ボクシングという競技が、そういうものであり、

世の中の人間関係が、そういう側面を持っているからなんです。



この映画の世界は、ちょっととっつきにくい。

だからこそ、リアルに感じられるんです。


女の子がボクシングをやる理由が、はっきりしないところが、いい。

自分の感じたことに素直に生きようとする姿が、たまらなく愛しい。


もしこの映画を女性と一緒に見て、その人がこの映画にとても感動したら、

俺は、その人と恋に落ちるかもしれません。


そのくらい、俺の心を揺さぶったんですよね、この映画。


本当にいいものに出会うと、俺は急激に心が熱くなります。

映画を見て、映画に衝撃を受けて、映画に興奮して、映画に恋をする。


いやあ、惚れましたねえ。



真に素晴らしい映画は、人を変えます。


久々に、やられました。


俺の映画人生に記憶される名作に、また1本が加わりました。


今この瞬間に、ようやく心に消化されたような気分です。


もう、この映画をいくら否定されても、俺は大丈夫です。


興味ある方は、ぜひ劇場でご覧下さい。



自分に向き合うことってどんなことなのかを、教えてくれる映画です。




(俺はこの映画を見た後、ひたすらシャドーボクシングを続けました)




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2015-02-06

映画 「百円の恋」

テーマ:邦画
憎め憎め憎め!殴れ殴れ殴れ! …本気でぶっ殺せ!


久々に、パンチの効いた映画に出会いました。

間違いなく、これは傑作です。


悪いけど、この映画に文句つける奴は、俺の友達から除外します。

そのくらい、この映画を心の底から愛してしまいました。



32歳でひきこもりを続けている一子は、出戻りの妹と大ゲンカをして、

ふてくされて家を出て行ってしまう。

24時間営業の100円ショップで働きながら、ひとり暮らしを始めた彼女。

気になる男性とも初めて話ができて、少しずつ「人間らしく成長」して…


いやいや、世の中はそんなに甘くない。


人間の醜い世界を味わう度に、彼女の表情は変わっていくのです…



これはどんな映画ですか、と聞かれれば、熱い映画です。と答えましょう。


世の中には、埋もれている魂が無数に存在します。

その1つ1つに、語りかけるように燃焼していく、ひとりの女の物語です。


余計なものを一切排除しているスタイルなので、

いつものことながら、「親切な説明」を求めるウルトラバカな連中は、見なくていい。


これは、見る者を選ぶ映画と言っていいかもしれない。


そのくらい、すごい映画なんです。



この映画のことを書こうとすればするほど、俺が感じた世界が色褪せていく。

何か言葉を発した分だけ、興奮が冷めていくような気がする。


これぞ、「映画熱」を全身で味わっている状態なんですね。


この気持ちを、ゆっくり熟成させていくと、魂に明確に記憶されるのです。

こういう映画に出会うのは、一生に数回しかないかもしれない。


俺はもうすでにおっさんだけど、感性だけはまだ死んでいない。

俺の「生きようとする心」が、この映画で燃え上がったんです。


本作は、一般の人にはあまりオススメしません。

マニアック過ぎる人にも、あまりオススメしません。


本音を言わせてもらうと、あまり人に紹介したくないのです。



しばらくは、この映画の余韻に浸っていたい。

俺が生きていく上での、とても大切なことを、この映画が教えてくれている。


まだ俺は、この映画から栄養分を吸収しきっていない。

心の中で転がしながら、ゆっくりと考えたい。



優れた映画というのは、一言では表現できないものなのです。


まずは、この映画を見たご報告をしました。



少し時間を置いて、また追加の記事を書きますね。

以前よりもアクセス数がぐっと減って、言いたいことが言いやすくなってきているので、

今のうちに、好き勝手な文章を書きまくりたい気持ちが強いから(笑)



これだけは、言えます。


間違いなく、俺好みの映画です。



だから、読者のみなさんは、どうかこの映画を見ないで下さい。


…俺だけのものにしたいから。







【作品データ】

監督:武正晴 脚本:足立紳
撮影:西村博光 音楽:海田庄吾 主題歌:クリープハイプ
出演:安藤サクラ 新井浩文 重松収 根岸季衣
   松浦慎一郎 稲川実代子 早織 坂田聡

 (2014年 R15 上映時間:113分)


☆松田優作賞 第1回グランプリ受賞

☆第27回東京国際映画祭
 日本映画スプラッシュ部門 作品賞受賞
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