福隊長
「ママ…お兄ちゃんは天才だからさ、一番大好きって僕に言ってるのを 絶対に気付くと思うんだけど」


メガネママ
「耳に小さい声で言ってんのに?」


福隊長
「お兄ちゃんは天才なんだよ!絶対に気付いてくるよ!」



嬉しいなぁ〜 お兄ちゃんは 凄い人って思ってくれてるんや♪


メガネママ
「じゃあ、シュンの頬っぺたに トン・トン・トンってするわっ。だい・すき・よ って事♪」


福隊長
「うん♪うん♪ じゃあ僕は、こうやるね♪僕も大好きって」


人差し指を 曲げて伸ばしてピン・ピン・ピンと福隊長。



寝る時に


福隊長の頬っぺたを 人差し指でトン・トン・トンとしたら


布団の中から手を出して 人差し指をピン・ピン・ピンとする福隊長


すっごい笑顔でピン・ピン・ピン♪



ある日


福隊長
「僕と離れてる時は、ママは自分の頬っぺたをトントンしてくれない?」



なんて 可愛いお願いなんだ。





食事中に じっと私を見てくる福隊長


自分の頬っぺたを トン・トン・トンとすると


ニヤッとして 人差し指をピン・ピン


その時、隊長と目が合った福隊長


そのままピン・ピンしながら 鼻をかいた。


天才なお兄ちゃんにバレないように、僕は鼻痒いんです作戦。


それを見て 笑いを堪えるの必死なメガネ






私がトイレに入っていると


ドアが数センチ開いて 小さな手が出てきた


人差し指ピン・ピン・ピン



なんて 可愛いや!!





洗濯しようと、洗剤や柔軟剤を入れていると


何か気配を感じる…


パッとみたら


壁から手だけをだして ピン・ピン・ピン





アカン!もうメロメロ!!



壁から顔を出した福隊長に、頬っぺたをトントンしたら


満面の笑みで、両手の人差し指を 高速でピンピンピンピンピーン!



毎日 ピンピン トントンしとります♪






そして隊長は隊長で…


隊長
「ママ〜 僕が両手を広げたらギュッとしてって事だからね♪いい?」


小2でも そんな素敵なお願いをしてくれるんや〜



福隊長と笑隊長が お絵描きしている横で


両手を広げて立っている隊長


私がギュッとしようと近づくと


一歩近づくごとに ニヤニヤが増す隊長


メガネ
「だいすきよ」


とギュッとしながら言うと


隊長
「僕も♪だいすきだよ♪」



小さな恋人とは この事や〜



普段が 生意気なだけに


このギャップに やられてしまう!


隊長と私を見ながら ニコニコしている福隊長


眉毛を上げて 人差し指をピンピンしている。



ヤキモチなんて妬かない


むしろ 余裕のピンピン。





私が台所で洗い物をしていると



後ろに気配を感じる


振り返ると にやけた隊長が両手を広げて待っている



ギュッとして 「だいすきよ」と言ったら


上目使いで「僕も♪」





よく 目の中に入れても痛くないって言うけど


ホンマに入れても 痛くないんじゃないか⁈と思ってしまう。



最近は、私が両手を広げたら 隊長がギュッとしてくれる逆パターンも誕生



毎日 何かしら怒られてるのに


両手を広げて待っててくれたり


指ピンピンしてくれたり



お母さんって存在って 凄いなと思う。






なんやかんやで 笑隊長を膝に乗せてギュ〜ギュギュのギュ〜を一番やっているけど


私と2人だけのサインがあるからなのか


隊長と福隊長は、ヤキモチ妬かない。 





料理や掃除の 手抜きはバンバンするけど


「だいすきよ」だけは、手を抜かない!


抜きたくもない!




だいすきよのサインを作ってから


子供の 素敵な部分を、更に見られるようになった気がします。



是非 やってみてくださぁい♪



子供ならではの サインの出し方にメロメロになるで〜